バイク好きの皆様 サーキットを走ったことがありますか?
この記事は,サーキット走行体験やレース体験に興味のある方向けの記事です。
走ったことがない方 是非読んでみてください。
走りに行きたくなるかもしれません。
サーキット初心者にもおすすめできる手軽に実現する方法もお伝えいたします。
簡単に私のサーキット体験ですが、 サーキット走行会とミニバイクレースに参戦していたことがあります。
(30年前ですが私の経験からお話しいたします。)
サーキットを走るということ
普段、バイクに乗っていて、バイクの性能を100%引き出して走ることってありますか?
大きな声では言えませんが、高速道路なんかで最高速にチャレンジしたことは、皆さんも1度や2度あることでしょう。
コーナーの多い峠道で思いっきり走ったこともあるでしょう。
しかし、100%の力で走ったことはありますか?
おそらく、あまりいないのではないかと思います。
なぜなら 、一般道には 信号あり、対向車あり、ガードレールあり、障害物あり、ブラインドのコーナーもあり、100%安心な環境ではないからです。
サーキットを走るとは、バイクの限界や自分の能力の限界を感じ、掴むことができる場なのです。
サーキット走行を手軽に始めるには、大きく分けて2種類あります。
サーキット走行会に参加する と ミニバイクレースに出ることです。
サーキット初心者におすすめ サーキットを体験する サーキット走行会
とりあえず、サーキットを走る一番手軽な方法は、 サーキット走行会に参加することです。
国際サーキットでも体験できます。
単なる走行会の場合、 サーキットのライセンスは不要なものがあります。
バイクショップが主催するイベントなどです。 体験するだけなら、ライセンス取得は少し、大袈裟ですね。
これが手軽でいいと思います。
ただし、参加するには、大体以下の条件が必要になります。
上下繋がったレザースーツを着用
ヘルメットはフルフェイス
ブーツやグローブはバイク専用のものを着用
ヘッドライト、ウインカー等はガムテープで飛散防止を行う
小排気量・アメリカンタイプの車両は不可
だいたいこんな感じです。
費用は、サーキットによりますが、1〜2万円程度で10分〜20分程度
レーシングスーツがなければサーキットでスーツメーカーのレンタルはあります。(一回2万円程)
手軽と言えば手軽ですが、サーキットはどこにでもあるわけではありません。遠方の場合は2時間も3時間も離れた場所にあるものです。
もちろん、自分のバイクで走って行くことになります。
レースに参加する ミニバイクレース
これは、”草レース”のことです。
草レースでないといきなり参加することは不可能です。
草レースになる会場は、オンロード用、オフロード用、または両方併せ持つコースなどがあります。
カートコースやミニバイクレースのサーキットということです。
”ミニバイクレース”とは 50ccから125ccまでのレースです。
こういうコースは、全国に色々あり、さほど遠方でなくともあるものです。
ケガ等の心配を考えると、オンロードレースが安心です。
サーキット初心者におすすめ 最も手軽なミニバイクレース ノーマルクラス
ミニバイクレースは、125ccまでですが、色々なカテゴリーに分かれています。
最も、始めやすいのは 50ccと125ccのノーマルクラスです。
理由は
低コストで始めやすい。(車体価格の点)
参加後も、改造等が不可のため低コストで続けられる。
小排気量なので車重が軽く、大怪我などの心配はない。
(50ccと言っても、最高速は100km /h を超えますが)
転倒してもバイクのダメージは少ない。壊れることはあまりない。(低コスト)
※『ミニバイクレース』で検索すればさほど遠方でもないコースを簡単に探すことができます。
あなたの家の近所にもあると思います。
サーキット初心者向けミニバイクレース ノーマルクラスの紹介
開催する団体によって使われている車種が若干違いますが、手軽に始められる”ミニバイクレース”のミッション付き(スクーターではない)
ノーマルクラスに使用される車種は以下の3台です。
HONDA NSF100
HONDA HRCが発売するレース専用車です。(4サイクル) 価格は約50万円
HONDA NSR50
市販車ですが、今は製造中止の2サイクルエンジン車 中古価格35万円〜50万円
以前はこれが、ミニバイクレースの主流の車種でしたが、生産中止のため中古のみ
しかし、人気がいまだにあるようです。
HONDA GROM
今、主流になるつつあるのが125cc4サイクルエンジンのGROMです。価格は35万円
GROMはHONDA HRCからレース専用車両も新型が発売予定です。
価格は現在不明(2021年3月発売予定)
旧 HRCのGROMの価格は 中古車で35万から45万円です。
これら3機種のノーマルクラスが1番手頃なミッション付ミニバイクレース用車種だと思います。
ミニバイクレース 補足説明
サーキットにもよりますが、2ヶ月に1回くらいのペースでレースは行われています。
レースのない日は練習走行が可能です。 1回1日、時間制限はあまりなく、5000円以下で走ることができます。
ライセンス取得というほどのことはなく、初めての場合は走行上のルールの説明を受けるくらいです。
改造の範囲は、タイヤのみと言ってもよく、エンジンや吸排気系以外の部分の変更程度です。
さほど、郊外でもなく近い場所にあるサーキット、一度見学に行ってみたらいかがでしょうか?
ミニバイクレース 参加するにあたって必要なもの
装備についてです。
最低限、以下のものは必要になります。
国際サーキット同様ですが、
専用レザーウエア
グローブ、ブーツ
トランポ(バイクを積む車)
ラダー(バイクを車に積み込む板)
走行費用 レース参加費用(5000円程度)
整備等でお願いできる近くのバイク屋さん
(タイヤの交換やレース後の車検後の整備依頼のため)
どうでしょうか? あなたにとって手軽でしょうか?
ミニバイクレース サーキット走行すると何が良いのか?
サーキットを走って得られるメリットをあげてみます。
思いっきりバイクを走らせることができる
ライディングテクニックが向上する
どうしたら速くなるのか追求できる場が得られる
バイクを乗ることに自信ができる
安全を意識し、無茶な運転をしなくなる
サーキットを走ってみると、公道は危険だということがよくわかるようになります。
サーキットでは無理をして転倒しても大怪我にはなりません。(ミニバイクレースの場合)
また自分の力量を測ってバイクを運転できるようになります。
(転倒することによっていろいろ学べるのです)
ミニバイクレースの場合です。国際サーキットでの転倒は、高くつきますよ。
サーキット初心者でも安心で手軽 ミニバイクレースの私の体験談
サーキットとミニバイクレースです。
サーキット走行は遠方なので手軽ではなく、はまりませんでした。
思いっきり走れると言っても、1度や2度では国際サーキットはコツを掴むことは簡単ではありません。
ミニバイクレースはハマりましたよ♫
岡山国際サーキット TI英田 でサーキット走行の経験があります。
ハーレースポーツスターで転倒の経験あり
また、30年程前になりますが、50cc2サイクルエンジンのレーサーレプリカ全盛の時代、YAMAHA YSR 50 でミニバイクレースに参戦しておりました。(群馬 赤城カートランド ※現在は廃業)
ノーマルクラスですが、ノービスクラスから初めてA級クラスまで昇格しました。ノービスクラスでは表彰台の経験もあります。(あくまでも草レースレベルです。 でもみんな本気で走るんですよ)
サーキットと言ってもカートコースです。 コーナーはかなりキツく限界までバイクをバンクさせて走りますので、ステップは自作のステーで高い位置に変更します。
それでもブーツの外側は削れてしまうほどのバンク角で走ります。最高速は80km /h以上は出ていたと思います。 転倒しても怪我はしませんでした。スーツでコース外に滑っていくだけです。
また、レースの緊張感はたまらない魅力でした。走りは精神状態にかなり影響されすことも知りました。
落ち着いて頭をクールに!そうしないといい結果は出ませんね。 なんでも同じだと思いますが。
軽のワンボックスカーを中古で10万円くらいで買って、後座席を全部外して床にアンカーボルトを取り付けてバイクを固定していました。 ラダーは専用品は高いので長い板切れを使っていました。
毎週のように練習走行に行ってタイム短縮に励んでいました。楽しかったですよ。
バイク本体は当時25万円くらいでした。リミッターを外してもらってレースに参加
最高速は軽く100km /hを超えましたよ。
それでもレースで転倒しても怪我はしませんでした。
これで一年以上楽しんでいたのですから、さほど金銭的な負担は感じませんでした。
サーキット体験をするとその後のバイクライフが少し変わる
バイクライフも、ツーリングに出かけるというだけでなく、レースをするということで、バイクに対するスタンスは私の場合、始めたことで、広がって行ったと思います。
30代くらいなら、まだ始めるには遅くはないですよ。 チャレンンジしてみませんか?
バイク好きならサーキットを走っておこう! 思いっきり走れて初心者でも安全 まとめ
サーキットを走る方法は、まず手軽なことから始めてみようと提案してきました。
走行会とミニバイクレース(ノーマルクラス)がその方法です。
バイクが好きなら、やってみよう!という私の提案をどうお感じになったでしょうか?
バイクライフを楽しむなら一度は体験してみて欲しいと思います。
きっと、あなたの視野が広がると思いますよ。
定期的に走りたいなら、手軽なミニバイクレースがやはりおすすめです。ミニバイクと言ったって甘くないですよ。
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