人気のアドベンチャーバイクですが、実用的な中型(スモールクラス)を比較した記事です。車種選びの参考になり役立つはずです。
このスモールクラスは、バイクに乗り慣れていない方や初心者にも最適です。
パリダカール・ラリー等で活躍するバイクがモチーフ、今や バイクの人気のカテゴリー ”アドベンチャータイプ”
オフロードとツアラーの機能をミックスしたオールラウンドタイプとして人気なのは皆さんご存知でしょう。
試乗レポートなどを研究して現在発売中の車種の良い点・悪い点をまとめてみました。
初心者の方にも参考になると思います。
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/12/adventure1-1-320x180.jpg)
人気のアドベンチャーバイクの特性
人気のアドベンチャータイプは大型バイクが始まり
大型クラス → ロングツーリングで一日1000キロもの移動が可能
ただし、パワーも重量もあり決して手軽なバイクとは言えません。
ミドルクラス → 2から3泊ほどのツーリングや、オフロード走破も可能
日本人の体型に合っているがやはり手軽ではありません。
スモールクラス →見た目は大型クラスと同様ですが実用的
シート高も低くなり、身長の低い方でも安心して乗り出せる設計のもののあります。
初心者にも乗りこなせる上、多少の悪路も走行可能
タウンユースでも気楽に使用できる。
このスモールクラス の人気が高まっている。と言うわけですね。
アドベンチャーバイクは中型(250スモールクラス)が良い
理由はスモールクラス は車検がないこと。これは維持費の点で大きなメリットですね。
今や、注目されているのは中型クラス
日本人の体格に合っているのはミドルクラス
しかし、 もっと気軽に手頃なスモールクラス
日本の各メーカーも入門者をターゲットにオフロード車からの変更車種も発売しています。今後面白くなるカテゴリーです。
アドベンチャーバイク中型は、初心者にも日本の事情にも最適
リターンライダーもなじみやすい 操縦安定性も魅力です。
オフ車ベースのバイクは安定感があり非常に運転が楽なバイクです。
バイク入門者にも最適です。
大型のアドベンチャーバイクは欧州で大人気ですが、 よく考えてください。
日本人の体型や道やバイクの使い方のことを。
欧州では、石畳や荒地などを超rより異動で走破するバイクの使い方のため、需要があるのです。
日本の道路事情とは違います。小回りのきく中型が日本では使いやすい。これも理由です。
【参考記事】アドベンチャーバイクのファッションについて
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2021/05/アドベンチャー2-320x180.jpeg)
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2021/05/アドベンチャーバイクのヘルメット-320x180.jpeg)
アドベンチャーバイク 中型ならではの 使い方
中型(スモールクラス)は軽量で気楽にタウンユースに使えます。
また、キャンプツーリングの需要も増えています。
つまり、ちょっとした悪路を少し走る機会が有るという程度です。
軽い中型なら、多少の悪路も初心者でも安心して走れることです。
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2021/07/アフリカツイン-320x180.jpg)
アドベンチャーバイク 中型の メリット・デメリット
車検がない。(維持費が安く済みます)
軽量 (初心者でも安心)
タウンユースにも手軽に乗り出せる
大型車と比較すれば価格が安い
見た目は堂々としたアドベンチャーバイクの風格
絶対的パワーはない(高速走行などは苦手)
一日に長距離を走るようなツーリングには向かない
本格オフロード走行にはそれほど適していない
所有することでのステイタスはない
しかし、 実用範囲で考えると、これで良いと思うのです。
”見た目” ”風格”は 大型と変わらず 男っぽいバイクです。
アドベンチャーバイク 中型 車種別紹介
これから日本メーカーも 車種が増えると予測できますが、現在の車種は以下のような内容です。
今後 国内メーカーヤマハもセローに変わる新型を出してくる気もいたします。
SUZUKI Vストローム 250ABS
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/Vすとろーむ3.jpg)
SUZUKI Vストローム250 特徴
今一番売れている中型アドベンチャータイプ
前後17インチタイヤを装着 オンロード走行重視タイプ
SUZUKI Vストローム250 良い点
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/Vストローム.jpg)
堂々とした車格・見た目
シート高が800mmと低めの設定
ナックルガード・フック付きリアキャリア・センタースタンド標準装備
ガソリンタンク容量17Lと大容量で燃費も良い
価格的にクラスナンバーワンの低価格(中国での製造)
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/Vストローム1-.png)
エンジン形式 | 水冷並列2気筒 |
---|---|
排気量・馬力 | 248cc 24ps |
車両重量 | 188kg |
シート高 | 800mm |
車両価格 | 64万6,800円 |
SUZUKI Vストローム250 悪い点
オフロード走行にはあまり向いていない。
17インチタイヤではオフロード走行を過信しない方が良い。
オンロードタイヤ装着だがサスペンションストロークがオフ車ほどないため、タイヤをブロックタイヤに変えたとしてもオフロード走行には不向き
SUZUKI Vストローム 250SX
Vストローム250はどちらかというとオン・オフどっちつかずのバイクという
印象があったのですが、新型のSXはややオフロード路線に合わせたバイクです。
SUZUKI Vストローム250 特徴
単気筒エンジンを搭載して、軽量化を実現し
パワーを二気筒Vストロームより出したエンジンパワーです。
軽快に悪路も走破できるというのが特徴
オフロード走行を想定したハンドルバードも標準装備
![Vストローム250SXの特徴](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2023/10/¥SX2.jpeg)
タイヤサイズもフロントタイヤは19インチとなり悪路走行も不安なしな仕様です。
SUZUKI Vストローム250SX 良い点
![アドベンチャーバイク中型 おすすめ](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2023/10/SX1.jpeg)
フロント部分に軽快さとシャープさが増しています。
それでいて堂々とした車格・見た目は従来のVストロームの変わらない。
軽量化を実現し、 オフロードでの不安はないでしょう。
サスペンションストロークもアップ
価格のやすさも良い点です。
エンジン形式 | 油冷単気筒 |
---|---|
排気量・馬力 | 249cc 26ps |
車両重量 | 164kg |
シート高 | 835mm |
車両価格 | 56万9800円 |
SUZUKI Vストローム250SX 悪い点
シート高が高くなってるため、低身長の方には不向き
パワーを出すには単気筒ですが、高回転が必要
Kawasaki VERSYSーX ツアラー
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/ヴェルシス2.jpg)
Kawasaki VERSYSーX ツアラー 特徴
ツアラーという名称の通り、パニアケース ナックルガード リアキャリアを標準装備
このクラスではパワフルなエンジンで高速道路走行も楽々こなす。
(残念ですが2023年生産中止になっています。)
エンジン形式 | 水冷並列2気筒 |
---|---|
排気量・馬力 | 248cc 33ps |
車両重量 | 183kg |
シート高 | 815mm |
車両価格 | 70万4000円(生産中止) |
Kawasaki VERSYSーX ツアラー 良い点
スポークホイール オンオフ両用タイヤ
フロント19インンチタイヤは悪路でも安定して走行できます。
ツアラー としての装備が標準装備
Kawasaki VERSYSーX ツアラー 悪い点
低速トルクがなくサスペンションも本格オフロード向きではないため、オフロード走行には技術が必要
HONDA CRF250ラリー
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/CRF250ラリー.jpg)
HONDA CRF250ラリー特徴
CRF 250L をアドベンチャー仕様にして発売
ベースはオフロード車フロントタイヤ径21インチの本格オフ車仕様
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/CRF-250L-ラリー.jpg)
エンジン形式 | 水冷単気筒 |
---|---|
排気量・馬力 | 249cc 24ps |
車両重量 | 157kg |
シート高 | 895mm(LD 835mm) |
車両価格 | 75万4500円 |
HONDA CRF250ラリー 良い点
パリダカに出る CRF450ラリーのイメージを再現
大型スクリーン 異形2目ヘッドライトは夜道でも明るく安心
スポークホイール・ブロックタイヤの本格オフローダーの流れのためアンダーガードも装着
前後度起立したABS採用でオフ走行に心強い
車体が157kg と軽量
HONDA CRF250ラリー 悪い点
シート高が高く、足つき性が不安な場合がある。
LD(ローダウン)仕様もあるがその場合のサスペンションストロークは、本格オフ走行には十分ではない。
BMW G310GS
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/G310GS4.jpg)
BMW G310GS 特徴
車検なしの250ccクラスではないですが、注目のBMWの小型アドベンチャーバイク
後方排気・前方吸気 後方にエンジンシリンダーを倒したユニークなエンジンレイアウト
BMWのアジア向け戦略の一環 小排気量車で低価格路線(インドで生産)
エンジン形式 | 水冷単気筒 |
---|---|
排気量・馬力 | 312cc 34ps |
車両重量 | 170kg |
シート高 | 835mm |
車両価格 | 81万円 |
BMW G310GS 良い点
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/G310GS-見た目.jpg)
車格は兄貴分の大型GSに匹敵するような堂々としたものがある。
車体も上質な仕上がり
フロントタイヤサイズ19インチで悪路は得意
BMW G310GS 悪い点
ABS以外の電子制御機能はない。シンプルな構造
ガソリンタンク容量が11Lと少なめ
フロントがハイスクリーンではない
(高速走行ではやや不安)
シート高が高い(835mm)ローダウン仕様は無くなりました。
サスペンションストロークは本格オフ車ほどではないストローク。
アイドリングに近い状態での走行はエンストしやすい。
3000回転以下の回転数は使えないエンジン特性
![](http://roriderblog.com/wp-content/uploads/2020/11/g-310gsメーターはシンプル.jpg)
初心者がアドベンチャーバイクに乗りたいなら中型が良い
かっこいいアドベンチャーバイク、
憧れる気持ちはわかります。
多少の悪路も走破できるバイクですし、乗りやすいバイクですよね。
でも、初心者の方や小柄な方が選ぶには、大型のアドベンチャーバイクはおすすめできません。
シート高が高くて、車重が200kgを超えるからです。
それで悪路でバランスを崩したら、おそらくバイクを支えきれず転倒してしまいます。
初心者でなくても、悪路のある場所にいくには、なるべく軽量で
扱いやすいバイクを選びましょう。 パリダカコースを早く走れるバイクは
我々一般ライダーのツーリングひは不向きです。
失敗しないアドベンチャーバイク 中型(スモールタイプ)の比較 まとめ
中型アドベンチャーバイクの比較記事
●アドベンチャーバイクの特性
●アドベンチャーバイクは中型クラスが良い
●中型クラスの使い方
初心者でも悪路で安心できるが過信は禁物
●中型アドベンチャーバイクの紹介
○特徴・良い点・悪い点
●アドベンチャーバイクに乗るなら中型アドベンチャーバイクが良い
最近注目の小型アドベンチャー バイクについて書いてきました。
乗りやすいと言う点で、バイクに不慣れな初心者や運転に不安のあるリターンライダーの方でも安心して乗れるカテゴリーのバイク
それがアドベンチャーバイクです。
各車とも個性的デザイン、男らしい見た目で本格志向 しかもタウンユースでもこのクラスは楽々楽しめます。
さらに今のトレンドであるアウトドア志向にもマッチして、
これから車種が増えるカテゴリーではないかと思います。
上記のレビューの各車種の 良い点・悪い点を吟味していただいて、あなたの車種選択にお役立てください。
このアドベンチャーバイクの小型は、大人のバイクライフが楽しめます。
私も今後の、アドベンチャーバイクに期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
【関連記事】アドベンチャーバイク専用品について
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2021/05/アドベンチャーバイクのヘルメット-320x180.jpeg)
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2021/05/アドベンチャー2-320x180.jpeg)
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