SIMPSON(シンプソン)ヘルメットに一目惚れしたバイク乗りに向けた
失敗しないシンプソンヘルメットの選び方や各モデルの特徴を紹介する記事です。
シンプソンのヘルメットは、クラシカルな大型ネイキッドバイクや
ハーレーなどによく似合いますね。
シンプソンのヘルメットには日本仕様とUS仕様の2タイプがあり、
紛らわしいし、各機種のデザインも似ていて
わかりずらいヘルメットかもしれません。
シンプソンヘルメットの日本人仕様のNORIXと、アメリカ直輸入のUSサイズを機種別に解説していきます。
シンプソンはウェア類はド派手でイマイチですが、ヘルメットには惹かれるんですよね。
シンプソンのヘルメットは、
値段が高い かぶるとキツい 重い 作りが雑などの悪評がありますが、
かっこよくてSIMPSONでしかない形のヘルメットには大きな魅力があります。
どれを選んだら良いか、あなたの好みで選びやすいように書いてみました。
おすすめ品をピックアップしていますので、あなたに合うシンプソンヘルメットを
探すことができますよ♪
じっくり読んでみてください。
また、シンプソンヘルメットの似合うバイクについても考えます。
シンプソンヘルメットについて
![シンプソンヘルメットはどこのヘルメット?](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2021/06/SIMPSON.jpg)
アメリカの老舗ヘルメットメーカー、
シンプソンの歴史を話しても仕方がないので、
現状のバイク用SIMPSONのヘルメットの状況について簡単に説明します。
バイク用ヘルメットは1991年より
日本人向け仕様(NORIX PROJECT)
のヘルメットが存在します。
NORIX PROJECTとは
1991年 カナダバンクーバーに設立し、
シンプソンのヘルメットのライセンス生産権を取得
日本向けにシンプソンヘルメットを製造している会社
日本の総販売代理店はトレーダーハウス(宮城県)
通販でも購入することができ、さまざまなラインアップがあります。
それ以外に直輸入業者により独自にUSA仕様のヘルメットが販売されていますが、
アメリカ直輸入のヘルメットも実は中国で製造されていて、
特別なMADE IN USA というものではありません。
シンプソンヘルメットの魅力
![シンプソンヘルメットの魅力](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2023/09/simpson-venom-01.jpeg)
SIMPSONヘルメットの魅力は、
昔からバイクに乗っているベテランには説明は不要でしょうが、
1970〜80年代のアメリカンドラッグレースシーンで有名になり、
日本でもかっこいいと人気になりました。
口元スリット入りグースノーズの
ダースベイダー風フルフェイスのデザイン性に高さですね。
以前は日本人の頭には合わない、値段が10万円、かぶるとキツくて頭痛がするなどと言われていましたが、
90年代に入って復刻版が発売され、日本人仕様のヘルメットもでき、価格も抑えられ、人気は再燃しています。
![シンプソンヘルエットの復刻版とオリジナルのフォルムの違い](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2023/09/SIMPSON.jpeg)
バイク初心者の方には新鮮なフォルムですが、
ベテランバイク乗りは、一度は被ってみたかったという憧れのヘルメットです。
カタログのスペックで選ぶヘルメットではないのです。
シンプソンヘルメットの選び方 2種の規格について
シンプソンのヘルメットを選ぶ場合に
ヘルメットの規格が2タイプあることを考える必要があります。
●NORIX PROJECTという日本仕様のヘルメット
●US規格の輸入ヘルメット
シンプソンの2種類の規格とは?
![ヘルメット アジアンフィット グローバルフィット違い](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2023/09/アジアンフィット グローバルフィット.jpeg)
●NORIX(日本人向け規格)
NORIX PROJECTの製造した規格(ジャパンフィット)
日本人の頭の形状に合わせて設計している
いわゆるアジアンフィット
●USA規格(グローバルフィット)
アメリカ・ヨーロッパ向け規格一般流通品
いわゆるグローバルフィット
2種の違いはヘルメット製造の規格の違いです。
シンプソンヘルメット 日本人はNORIXが良い理由
シンプソンに限らず、ヘルメット選びは、グローバルフィット仕様なのか
日本国内メーカー同様のアジアンフィット仕様なのかを考えた場合、
日本人の頭のサイズの特徴にあったジャパンフィットを選んだ方が良いのは当たり前。
海外製ヘルメットを選ぶときには注意が必要ですね。
シンプソンのヘルメットを選ぶなら、
日本人仕様のNORIX仕様を選んだ方が良いのです。
(※純粋のMADE IN USAのシンプソンヘルメットは中古ヘルメットしかないのが現状)
ジャパンフィットとグローバルフィット
(左 US仕様 右 NORIX仕様)
●グローバルフィット = US仕様
●ジャパンフィット(アジアンフィット)= NORIX仕様
この2種では
横幅が2cmほどグローバルバルフィットは狭いと言われています。
ヘルメットサイズの測り方
基本のヘルメットサイズの測り方については下記の画像を参照してください。
![ヘルメットサイズの調べ方 頭のサイズを測って知る測り方](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2022/02/ヘルメット選び 頭のサイズの測り方1.jpg)
これが一般的です。
さらに詳しくメーカー別に解説した記事もあります。
詳細が知りたい方は読んでみてください。
【参考記事】
バイクヘルメットサイズの測り方と選び方 試着できなくても迷いなく選べる方法
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2022/04/フルフェイス-320x180.jpeg)
シンプソンヘルメット NORIXのラインアップ
NORIX(日本人仕様)のシンプソンヘルメットのラインアップを紹介します。
選び方ですが、日本人仕様といっても、
ワンサイズ大きめを選んだ方が無難です。
(理由はシンプソンヘルメットはほほの部分が狭い傾向にあり窮屈なのです)
シンプソン M30 NORIX
●シンプソンで人気のM30 の復刻版
重量1,372gと軽量です。
カラーバリエーションも豊富
シールドの開閉はシンプソン独自の無段階開閉が可能
○SIMPSONフリーストップシールド
シールド FreeStopシールド機構
無段階でシールドの開閉位置を固定できる“フリーストップ機構”を搭載。
歯車が一切無い構造のため、消耗する部分が無く、耐久性に優れています。
【参考動画】M30 レビュー(調理師ライダー)
●口コミ (楽天 みんなのレビュー)
シンプソン M30 CARBON NORIX
●M30のカーボン製
カーボン柄とマットブラックの2タイプ
重量は1,250g
シンプソン M10 NORIX
●やや控えめなデザイン
口元のスリットがM30と比較して控えめ(サイドのみ)
過激すぎず大人向けデザインではないでしょうか?
シールドはM30と共通
重量は不明(ですがRX-1と同じと思われます。)
シンプソン RX-1 NORIX
●口元スリットは全面のみ
比較的安い価格になっています。
シールドはM30と共通
重量は1,230〜1,300gとM30よりも軽量
シンプソン BANDIT PRO NORIX
●BANDITはドラッグレース風のデザイン
視界は狭くなっています。
シンプソン BANDIT PRO CARBON NORIX
●カーボン製BANDIT PRO
【参考動画】 BANDIT PRO CARBON レビュー (SIGNS BY)
シンプソン SUPER BANDIT 13 NORIX
●BANDIT PROをややシックな印象にしたデザイン
●口コミ (みんカラ)
シンプソン M50 NORIX
●オールドオフロードヘルメットが欲しければ第一候補
バイザーは別売
重量1,200gと軽量
シンプソン M50 CARBON NORIX
●カーボン製のM50
カーボン製としては価格が85,000円ほどで比較的安い
バイザー付き
重量は不明
シンプソンヘルメット USサイズ(グローバルフィット)のラインアップ
USサイズのシンプソンをあえて選ぶ理由としては、
NORIX仕様にはない機種がある場合で良いと思います。
インナーバイザー付きのツーリングタイプヘルメット
VENOM(ヴェノム)
シンプソンのフォルムそのままのシステムヘルメット
(DARKSAM)
でしょう。
選ぶなら2サイズ大きめを選んだ方が無難です。
USサイズを全て紹介しておきます。
【参考動画】US仕様のシンプソンの選び方 サイズ感(パインバレー)
シンプソン M30
●定番のM30
サイズ規格US仕様ですがスペック上はNORIX仕様と同じです。
重量1,372g
シンプソン M30 CARBON
●最軽量クラスのカーボン製
重量1,180gとフルフェイスとしてか最軽量タイプ
スペックはNORIX仕様と同じ
シンプソン VENOM
●インナーバイザー付きの軽量タイプ
アメリカ名 GHOST BANDIT
風切り音を軽減、視野も広くなっている
使い勝手の良いシンプソン
インナーバイザー付きというシンプソンはこれだけ
価格面でもM30と変わりません。人気のようです。
シンプソン DARKSAM
●システムヘルメット
MOD BANDITというシステムヘルメットと同じタイプ
システムヘルメットでもシンプソンのフォルムは健在
重量も1,550gでシステムヘルメットとしては軽量
シンプソン OUTLAW BANDIT
●SNELL規格品 重い
SNELL規格取得品
重量2,170g
シンプソン OUTLAW
●旧型
OUTLAWは重いヘルメット
デザイン面では人気あり
重量2,070g
●口コミ OUTLAW (みんカラ)
シンプソン SPEED BANDIT
●ベンチレーション強化タイプ
ストリートユース用ということですが、
安いはずが 高い価格設定です。
重量1,540g
シンプソン M50
●バイザー(別売)をつければ
クラシカルオフロードタイプのUS仕様
重量は1,200g と軽量
シンプソンヘルメットが似合うバイク
シンプソンは似合うバイクは
リッタークラスのクラシカルなネイキッドスポーツバイク
(KAWASAKI Z900RS ・SUZUKI KATANA)などや
また、国産アメリカンでもドラッグスタイルにカスタムしたバイクには
似合うでしょう。
特にアメリカ製バイク、ハーレーのクルーザータイプなどにはぴったりですね。
やはりアメリカ製ヘルメットはアメリカ製バイクに似合います。
シンプソンヘルメットの評価・評判
シンプソンヘルメットを購入したユーザーの評価や評判で考えていきます。
機能面につてよりも、デザインがカッコいいという評価しかない
不思議なヘルメットと言えます。
シンプソンヘルメットの評判
Twitter(X)からの抜粋
M30に関する書き込みばかりですが、M10 ユーザーもいますね。
シンプソンヘルメットはフルカウルには合わなかったけどそれ以外ならめっちゃカッコイイと思ってる
— ゼロ (@Zero_NC56) June 26, 2023
EVERY RIDE. EVERY SIMPSON.🇺🇸
OUTLAW&BANDIT
相棒にはシンプソンヘルメットが合う👍 pic.twitter.com/j969Vyy30J— POINT OF NO RETURN (@GSXR_TORNADO_12) August 14, 2023
ヘルメットをホワイトに塗装してもらった。#simpsonm10#シンプソンヘルメット#cbr250rr#バイクのある生活 pic.twitter.com/amLqkGK3L3
— KOU やぎ座のO型 (@CBR250RR_5_14) January 12, 2023
https://twitter.com/hashtag/M30?src=hashtag_click
ずいぶん前に買ったシンプソンM30 カーボン!
これは本当に買って良かった👍✨
デザイン!軽さ!最高です✨
オススメです♪🙆♂️ pic.twitter.com/p2FljRu2fv— HIRO (@heroht) March 25, 2023
https://twitter.com/Tw78YIew8YgYlTB/status/1622853531450642434
シンプソンM30。
被るとダースベイダーになれるよ。
#みんなのヘルメットを見せてくれ pic.twitter.com/ajdNqkUaay— あるとやま🗻 (@AltYama_GPR156) January 3, 2023
シンプソンヘルメットのサイズ感
シンプソンをサイズ感の口コミを読んでいると、
NORIX仕様は頭部分のサイズは指定サイズでちょうど良いのですが、
ほほ部分がシンプソンは全体に細く絞り込まれているため、
ほほの部分の窮屈さいが嫌なら、ワンサイズ大きめを選んだ方が良い
という口コミばかりです。
サイズ感は日本仕様のNORIXでもワンサイズ大きめがおすすめです。
US仕様のシンプソンは、間違いなく頭の部分は縦長なので、
顕著な日本人頭の横長頭の方は
2サイズ大きめを選ぶべきです。
選ぶべきシンプソンはどれか? (筆者のおすすめ)
どのシンプソンを選ぶのか?
私からのアドバイスです。
選ぶならNORIXタイプで、
人気や価格面で考えると
●M30ですが、M10やRX-1はデザインが控えめであることと、
M30よりどんなバイクにも合いそうで良いのではないかと思います。
評判も悪くはないです。
NORIXではありませんが、US仕様で
●システムヘルメットのDARKSAM
(軽量のシステムですがフォルムはシンプソン)
●インナーバイザー付きのモダンタイプのVENOM
(モダンなデザインのシンプソン)
この二つは狙い目だと考えます。
シンプソンヘルメットは細かいことを気にしないこと
シンプソンのヘルメットは日本製のメジャーブランドArai・SHOEIと比較すると、
デザイン性以外で勝るものはありません。 作りも雑です。
風切り音は大きいとも言われていますが、逆に考えれば、バイクのエキゾースト
サウンドがよく聞こえて心地良いヘルメットとも言えます。
つまり細かいことは気にせずかっこよさで選べば良いと思うのです。
しかし、細かいことがが気になる方、被り心地や機能性を優先したいと思うなら
同価格で購入できるArai・SHOEIヘルメットにしましょう。
デザインは違いますが、口元スリット入りで、雰囲気は近いといえます。
【関連記事】 チョイ悪のおすすめヘルメット14選
![](https://roriderblog.com/wp-content/uploads/2021/05/スクランブラー-ヘルメットイメージ-320x180.jpeg)
シンプソンヘルメットはどうなの? 選び方は日本人仕様タイプがおすすめ まとめ
●シンプソンヘルメットバイク用の現状
●シンプソンヘルメットの魅力
●シンプソンヘルメット2種の規格
●シンプソンヘルメットはNORIXという日本人仕様が良い
○アジアンフィットなので日本人の頭にあいやすい
●シンプソンNORIX仕様のヘルメットの紹介と特徴
●シンプソンヘルメットUS仕様のヘルメットの紹介と特徴
●シンプソンヘルメットが似合うバイク
●シンプソンヘルメットの評価・評判
○機能面よリデザイン性で評価されている
○シンプソンヘルメットのサイズ感
●筆者のおすすめシンプソンヘルメット
●シンプソンヘルメットは感性で選ぶヘルメット
以上の内容でした♪
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