バイクウェアを物色していると、手の届く範囲の価格帯で、
ラフアンドロードとコミネは気になるウェアメーカーブランドだと思います。
どちらもバイクウェアのブランドとしてのステイタスはありませんが、
実用的でデザインだって海外のかっこいいデザインのウェアと比較してもヒケを取らないデザインですし気になる方は多いはず。
特にバイク初心者の方は、いきなり有名海外ブランドに手を出すのは気が引けるし
価格も気になりますよね。
ラフアンドロードとコミネはそんな本格ブランドでなくても良いんだ！という
バイク乗りにはちょうど良いブランドだと思います。
ラフアンドロードとコミネのバイクウェアについての特徴をピックアップしました。
ラフアンドロード・コミネ それぞれの
夏用・秋冬用・冬用の季節ごとのおすすめウェアを紹介します。
どちらを選ぶべきか迷っているなら読んでみてください。
バイクウェア選びの参考になるはずです。
コミネはどんなバイクウェアメーカーか？
コミネは1947年創業、バイク用エンジンやヘルメットも先駆けて作っていたメーカーです。
実店舗も以前は展開していましたが、現在は直営店はなく、
バイク用品総合メーカーとして日本では圧倒的な品数を誇る無店舗型メーカーになっています。
警視庁にプロテクターが採用されたり、日本メーカーで初めてヨーロッパCE規格（ウェアの強度規格）をクリアしたり、
海外でも販売拠点をのばし（13カ国）、躍進中のバイク用品メーカーと言えます。
（参照元 コミネ）
コミネの特徴
以前のコミネのイメージは、海外のバイクウェアを模した、
ファッション性というより、バイクウェア風を全面に出した傾向があり、
ウェアにファッション性がなくダサいと言われていましたが、
2019年頃より、海外進出を機に、デザインも洗練されセンスよくなってきています。
多くのバイク用品を扱いますが、ウェアについては特にプロテクター機能は優秀で
価格以上のスペックのあるコスパの良いメーカーと言えます。
（胸部プロテクターにハードタイプが標準装備という点）
価格でバイク用品を選んで行ったら全部コミネになってしまうほど、
（全身をコミネで固めたライダーをコミネマンとも言う、そんな言葉もあります）
それほど品数が豊富でなんでも揃うメーカーで、
バイク専用品としては価格面でのメリットはNo.１メーカーです。
※胸部プロテクターは死亡事故の損傷箇所に胸部が頭部の次にくる場所なので
重要な保護すべき体の部分です。
【関連記事】
コミネのウェアはダサい？ ロゴなしを選べばダサくない むしろ優秀です
コミネのおすすめ品
コミネのおすすめウェアは、いかにもバイク専用ウェアというデザインのウェアよりも、
カジュアルなデザインのウェアがおすすめです。
他メーカーと比較しても遜色なく、選べばハイセンスなウェアがあります。
特にメッシュ素材を使った夏用ウェアは、価格的には他者を圧倒しています。
スリーシーズンウェアについてもセンスの良いフーディーなどは、
普段着でも使えるようなおしゃれさがあり、
先ほども言いましたが、プロテクターがしっかりしていておすすめです。
また アドベンチャー（オフロードテイスト）のオールシーズンウェアは
海外製の有名メーカーのデザイン製の高いウェアに負けない機能性があり、
しかもコスパの良いウェアで、
価格で選ぶならコミネだと思うほど圧倒的なアドバンテージを感じます。
コミネのウェアは膨大というほど充実していて種類も豊富です。
これはセンス良い！というおすすめ品を
いくつか紹介しておきます♪
（紹介するジャケットはプロテクター4箇所（胸部はハードタイプ）
コミネのおすすめウェア 夏用プロテクトフルメッシュパーカ
●夏用フルメッシュのおしゃれなパーカ
プロテクターは胸のハードタイプを含め4箇所と完璧
フルメッシュなので夏でも使えます。
できれば「KOMINE」のロゴが目立たない方が良い気はします。
コミネのおすめウェア 夏用プロテクトメッシュパーカ TEN
●夏用ハーフメッシュパーカ
ハーフメッシュなので真夏は暑いですが、春秋は快適
デザイン性も高いですよ。
（プロテクターは胸のハードタイプを含め4箇所と完璧）
コミネのおすすめウェア 秋冬用ソフトシェルシステムパーカ
●秋冬用のパーカ
別売の専用ライナーで防寒を強化することができます。
プロテクターのしっかりしていてソフトな着心地で高評価品です。
「KOMINE」ロゴのないタイプが良いでしょう。
（プロテクターは胸のハードタイプを含め4箇所と完璧）
コミネのおすすめウェア 秋冬用レディースウインターパーカ IF
●秋冬用のレディース向けウインターパーカ
脱着可能なインナーライナーがついてきて、
夏以外使えて重宝します。
女性向けですが、カラーはアースカラーが中心です。
（プロテクターは胸のハードタイプを含め4箇所と完璧）
コミネのおすすめウェア 防寒ソフトシェルウインターパーカ
●秋冬用の定番パーカ
脱着可能なインナーライナー付き
別売の電熱インナーベストと接続できるようになっています。
（プロテクターは胸のハードタイプを含め4箇所と完璧）
アドベンチャーバイクにおすすめ 春夏 プロテクトメッシュジャケット
●アドベンチャースタイルのメッシュジャケット
真夏・冬以外に活躍するコスパ良いアドベンチャージャケット
とりあえずアドベンチャースタイルのジャケットは欲しければこれ
2023年・2024年でデザインの違いあり
あとは好みの問題ですね。
（プロテクターは胸のハードタイプを含め4箇所と完璧）
アドベンチャーバイクにおすすめ フルイヤージャケット
●名前の通り、通年使える本格アドベンチャージャケット
大型のベンチレーションで夏場にもある程度対応していて
インナーライナーも脱着可能、ライナー装着なら冬場でも使えます。
デザイン性も海外製のアドベンチャーバイクジャケットと比較し遜色なし
もちろん機能面も同様です。
半額で買えるアドベンチャージャケットですよ。
BMWのGSでも似合うし、かっこいいと思いますよ。
（プロテクターは胸のハードタイプを含め4箇所と完璧）
ラフアンドロードはどんなバイクウェアメーカーか？
ラフアンドロードの始まりはバイク用タイヤ専門メーカーで
ラフアンドロードのメインはオフロードバイク用品でした。
80年代後半には今よりオフロード色の強い オートバイ用品総合メーカーでした。
今では当たり前になっていますが、ライディングジャケットに肩、肘プラスチックパッドや 脊椎、胸部ウレタンパッドを業界に先駆けて初めて開発、装備したのがラフアンドロードでした。
現在は神奈川県に2店舗の大型バイク用品店を持ちますが、
オン・オフのオリジナル製品が豊富なバイクウェア総合メーカーとも言えます。
（画像引用元 ラフアンドロード）
ラフアンドロードの特徴
ラフアンドロードは、主にオフロードやアウトドア志向の強いウェアが中心です。
プロテクターについては手軽なもの（あまり強化せれたものではない）の傾向があります。
価格的にはコミネと比較して、若干高い傾向にあります。
ウェア類のラインアップはコミネほどありませんが、
ダサいというイメージのウェアは少なく
デザイン性はコミネよりも高くセンスあるウェアだと言えます。
ラフアンドロードのおすすめ品
アウトドアテイストが特徴のラフアンドロードの
ウェアのおすすめ品を紹介します。
ラフアンドロードのおすすめ品をピックアップし、
いくつか紹介しておきます♪
ラフアンドロードおすすめウェア【夏用】ダイレクトメッシュパーカ
●真夏を意識したフルメッシュパーカ
大きめのメッシュで空気の流れを良くし、涼しさを追求した機能性重視のパーカ
プロテクターは4箇所にあり、全て網目構造で涼しさを考慮しています。
車種を問わず使えるデザインですね。
ラフアンドロード【夏用】アドベンチャーバイクにおすすめ マウンテンメッシュパーカ
●アウトドア風デザインのマウンテンパーカ型ジャケット
メーカーはミリタリー風ジャケットと言っています。
ポケットが多くついていて便利、メッシュなので涼しいはず
ラフアンドロードのおすすめ【春秋用】ウォーターシールドコマンドジャケット
●ミリタリー風の春秋向けジャケット
デザイン性の高いシルエット、撥水性・防水性のある生地
プロテクターは3箇所（胸部はなし）
少し、大きめを選べばインナージャケットと合わせて冬場でも
使えるジャケットです。
ラフアンドロードのおすすめ【秋冬】ラフパーカオールシーズン
●インナージャケットを追加すればオールシーズン使えるジャケット
オンロードバイク向けデザイン、プロテクターは3箇所ですが
ハードタイプのしっかりしたものです（胸部はなし）
「ラフアンドロード「のロゴがなければさらに良いのですが。
ラフアンドロードのおすすめ【冬用】プリマロフト ポーラージャケット
●今注目の素材、プリマロフト®︎を使用した保温性抜群の冬用ウェア
極寒仕様の高機能ジャケット
プロテクターは4箇所（胸部はソフトタイプ）
浸透防水性に優れた素材と、ダウンを超える保温性の高い新素材（プリマロフト®︎）
採用のインナージャケットの付いた機能性の高い冬用ジャケットです。
アドベンチャーバイクの冬用にはピッタリ
ラフアンドロードとコミネの比較
ラフアンドロード・コミネの比較の筆者の意見として表にしています。
| 比較内容 | ラフアンドロード | コミネ |
| プロテクター | ○ | ◎ |
| デザイン性 | ◎ | ○ |
| バリエーション | ○ | ◎ |
| その他機能性 | ◎ | ○ |
| 価格 | ○ | ◎ |
【評価に対する理由】
●プロテクターについてはコミネ
胸部プロテクターがハードタイプという点でコミネ
●デザイン性で考えると全般的にはラフアンドロード
選べばコミネもヒケを取りませんが全体的にはラフアンドロードの方が
センスが良い。
●価格ではコミネ
価格はコミネが安値
●その他の特殊な素材や機能性についてはラフアンドロード
一部の冬用ウェアについてはラフアンドロード（素材）
（冬用のプリマロフト素材）
夏用ウェア 網目の大きな機能性夏用フルメッシュ（ダイレクトメッシュ）
ラフアンドロードやコミネのウェアを選ぶのに向いている人・向いていない人
バイクウェアを選ぶ場合、コミネ・ラフアンドロードの選ぶべき人、
向いている人、向いていない人について考えました。
いずれにしても、ブランドにこだわりがなく、
なるべく安く安全で機能性の高いウェアが欲しい場合は
特にコミネは最適なのです。
向いていない人
一概には言えませんが、おすすめできない方は、
●有名ブランドのウェアにこだわる人
ラフアンドロード・コミネはブランドステイタスがありません。
●バイクメーカーのフラッグシップやSSなどのバイク乗り
バイクに合う、個性的なウェアや本革ウェアは充実していません。
●有名海外製バイク乗り（ハーレー・ドゥカティ・BMW）
アメリカンバイク乗りや海外製のおしゃれなバイクには向いていない
一般的な国産バイクでないとかっこ悪いかもしれません。
向いている人
●初心者ライダー
安全性重視のバイクウェアとしてはおすすめ
価格も安い
●ツーリングがメインのライダー
デザイン性よりも実用性重視で使いやすい
●アドベンチャーバイク用ウェアが欲しいバイク乗り
アドベンチャー用ウェアとしては海外製ウェアよりもかなり割安
●タンデマー用のウェアが必要な方
ブランドは必要ない。安全性の高い実用品でコスパが良い
その他のバイクウェアメーカーについて
ラフアンドロードとコミネのバイクウェアを比較してきました。
バイクウェアには他にも有名ブランドや、バイクメーカーのOEMウェアや
海外の有名ブランドなどのウェアもあります。
バイクウェアのブランドやメーカーについて詳しく知りたい方は
下記記事を読んでみてください。 一覧にて紹介しています。
【参考記事】バイクウエアのブランド27選 ブランド別の特徴を知って選ぶ
ラフアンドロードコミネどっちを選ぶべき？ ２ブランドの特徴とおすすめウェア まとめ
ラフアンドロードとコミネのウェアどっちを選ぶべきか？
それぞれの特徴とおすすめ品の紹介
●コミネはどんなメーカーか？
○特徴
○選ぶべきおすすめ品
●ラフアンドロードはどんなメーカーか？
○特徴
○選ぶべきおすすめ品
●ラフアンドロードとコミネの比較
●ラフアンドロードとコミネを選ぶべきバイク乗りについて
○向いていない人
○向いている人
●【関連記事の紹介】その他のバイクウェアメーカーについての情報
以上の内容でした♪
【関連記事】
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