キャンプツーリング

冬のツーリングの防寒対策 シュラフについて2つの選択方法

冬ツーリングのテント宿泊を考えたら、防寒対策で一番重要なのはシュラフ(寝袋)選びです。

コンパクトで高性能の羽毛(ダウン)シュラフを買えば解決ですが、

バイクツーリングでのことを考えてどこまでのグレードが必要か?

または、コストを抑えた別対策の防寒方法も解説いたします。

ちょっとした工夫で氷点下でのテント泊も快適になりますよ。

この記事はこんな方向け

●冬のキャンプツーリング用シュラフを検討している方

●コスパの良い防寒方法が知りたい方

●キャンプツーリングを冬にもしたい方

目次(クリック)

冬でも使えるバイク用に適した高性能ダウンについて

ダウンシュラフは小さくて高性能な点で化繊製よりもおすすめ
【化学繊維製のシュラフとは大きさがこんなに違う 左 ダウン製】

冬山登山をする方ならお分かりかと思いますが、
軽量でコンパクトで高性能のシュラフ(寝袋)と言ったら、ダウン製シュラフです。

小さくても暖かいという点が最大の理由です。

コンパクトに折り畳めて軽量、バイク用に積み込みやすいという点て登山と共通点がありますね。

冬を意識して考えた場合、 マミー型のダウン製という冬山登山の定石であるシュラフを選んでおけば失敗はありません。
シュラフはマミー型の方が冬にはおすすめ
マミー型(ミイラ型)は保温性が高いため、冬用にはその選択がベストです。

問題は、どのクラス(グレード)を選ぶべきか?どのメーカーを選ぶべきかです

もちろん本格的なダウンシュラフ(羽毛製寝袋)は価格は高いものばかり

 

一回だけ冬キャンプをするだけなら、有名メーカー品は不要かもしれません。

有名メーカーの高性能シュラフは、長く使うことによってメリットがあります。
(アフターフォローやメンテナンスなどのサービス対応が違うため)

まずは、有名メーカー(シュラフ)について簡単に説明していきます。

高性能ダウンシュラフの3大メーカー製品の特徴

アウトドア用品の有名メーカーはたくさんありますが、

登山用寝袋についての3大メーカーは以下の3社です。

●イスカ(ISUKA)
●ナンガ(NANGA)
●モンベル(MONT・BELL)

3社の特徴を簡単に説明します。

本格的な冬山登山に対応したものから、夏山など用の一般的なものまで

様々なラインアップのあるダウン製品専門メーカーなどです。

冬山での使用経験の中で高評価を得ている信頼できる寝袋メーカーなのです。

ユーザーに支持されている理由は、品質以外に、アフターサービスにもあります。

イスカ製品の特徴


●ISUKA(日本)

【特徴】
3D構造の裁断・デザイン。生地に撥水加工
シュラフは細身で体にフィットする保温性の高い製品

数多くの使用環境別製品のラインアップあり

【アフターサービス】クリーニングサービス

ナンガ製品の特徴

●NANGA(日本)

【特徴】
100%国内生産 生地に撥水加工(製品によっては羽毛にも撥水加工)
立体構造を全製品に取り入れている

商品ラインアップも多数 高品質でリーズナブルな価格の製品として評価が高い

【アフターサービス】製品の生涯保証をうたっています。
(補修やメンテナンスやカスタムが可能)

モンベル製品の特徴

●MONT・BELL(日本)

【特徴】
生地に伸縮性(135%まで生地が伸びる)があり柔らかい
生地に撥水加工

登山用品総合メーカーであり

シュラフは柔らかく肌触りが良いと評価が高い。

#0、#1、#2、#3、#5で対応温度別の製品ラインアップが豊富

【アフターサービス】店舗での補修見積可能

 

3大有名ブランドは、それなりの価格がしますが、長く使うことを前提に考えた場合

買って損はないことは、明らか。

メンテナンスできるという点と、しっかりした製品で長持ちすることを考えると、

有名ブランドを選ぶ選択肢もアリだと思います。

 

他の有名アウトドアメーカーも多数ありますが、寝袋(シュラフ)に関しては

長年の実績から考えて、この3社が信頼できるおすすめメーカーです。

ツーリングで使う高性能ダウンの選び方

各メーカーのシュラフは、使う条件下(外気温)別に様々な製品がラインアップされています。

冬のキャンプツーリングの場合を考えてシュラフのグレードを考えましょう。

冬山登山ではありませんので、標高3000mでのテント泊に対応したような
究極のシュラフは必要ありません。

しかし、冬は山間部でなくても最低気温は氷点下になる場合もあります。

冬キャンプのシュラフの選び方としては、

快適に過ごせる外気温が氷点下0℃前後のものを選択するのがベストです。

氷点下ー20℃対応などのシュラフは、高額になりますし、そこまで必要な環境では

ないと思います。

3大メーカー品の中から、冬ツーリングの標高1000以下のテント泊にちょうど良い、

間違いのない製品を紹介いたします。

シュラフの性能 フィルパワー(FP)で選ぶ

フィルパワー(FP)とは、簡単にいうと羽毛の密度によるシュラフ自体の性能を
表す数字と考えればわかりやすいです。

氷点下を想定した場合、このFPが650ほどであると、高性能シュラフとして問題ない
と言われています。 この数値以上の品質のシュラフを選びました。

高性能のシュラフほどコンパクトで軽量  コンパクトで高性能を選ぶ

シュラフのサイズの理想形

もう一つの選択の基準として、 小さくなって軽いこと

●収納サイズ
丸く円柱状に畳んで、直径が20cm以下、長さが25cm以下のもの

●重さ 1500g以下のもの

上記の軽量でコンパクトなものを選んでいます。
(高性能シュラフでこの大きさになるのは登山専用品しかありません)

重さは500gから1000g程度がほとんどです。
(※一般的な羽毛シュラフは2〜3kgのものもあります)

対応温度(適応温度)について

適応温度については、各メーカーにより表示方法や発表されている数値に統一性がありません。

表記したのは、対応温度としましたが、

寒さについては個人差がありますので、対応温度のプラス5℃と考えてください。

-10℃対応であれば、−5℃と考え、 氷点下に対応できるものをチョイスしています。

高性能ダウンシュラフの紹介

3大メーカーの中からチョイスしました。

冬ツーリングに使ってちょうど良いラインアップになっています。

価格は、35,000〜70,000円のものです。

ISUKA エアプラス 630

超撥水仕様の冬山用シュラフ

ISUKAの特徴は、体にピッタリフィットするスリムタイプ

冷気の侵入を防げる構造 フットポケットやフード部分に改良があり

冷気の侵入を防いでくれます。

フィルパワー800と羽毛もたっぷり 冬山でも十分すぎるほどの性能です。

フィルパワー(FP) 800
収納サイズ 34✖︎直径20cm
重さ 1030g
対応温度 ー15℃

ISUKA エアドライト 670

冬ツーリングにおすすめできるシュラフです。

3D構造(台形)の形がISUKAの特徴です。

 

【購入者の口コミ】

5つ星のうち5.0 良い意味で早起き出来ない‼︎快適睡眠

以前まで冬用シュラフを持っていなく…
キャンプ泊の際、非常に寝付きが悪かったが
このシュラフを使い出して良い意味で早起き出来ないくらい熟睡できる‼︎

フィルパワー(FP) 750
収納サイズ 34✖︎直径20cm
重さ 1070g
対応温度 ー15℃

ISUKA NILGIRI ダウンプラスEX

同じく3D構造(シュラフの形が台形構造)の高性能シュラフ

ISUKAの中でも手頃な価格です。

フィルパワー(FP) 720
収納サイズ 34✖︎直径20cm
重さ 1270g
対応温度 ー15℃

 

NANGA UDD BAG 630DX

NANGAのUDDは羽毛(ダウン)にも撥水加工が施されていて、防水シュラフとして万全仕様

本格的な冬山登山でも安心な性能   キャンプで雪になっても不安なし

万全をきすならその選択です。十分すぎるほどの防寒対策ができますよ。

フィルパワー(FP) 770
収納サイズ 31✖︎直径17cm
重さ 1045g
対応温度 −10℃

NANGA オーロラ 750DX


NANGAの高性能シュラフの冬山用スタンダード

NANGAシュラフは全て撥水加工で雨でも安心

足の部分にたっぷり羽毛とスペースがあり、足先も寒くないのです。

これを選んでおけば、冬キャンプに不安はありません。

 

フィルパワー(FP) 650
収納サイズ 32✖︎直径22cm
重さ 1490g
対応温度 −14℃

NANGA オーロラ 500STD

こちらは少し手軽な軽量タイプ

これも冬でも使える高性能シュラフです。

嬉しいのは価格。NANGA製品はコスパも良いことです。

シュラフはNANGAという人もいるほどです。

フィルパワー(FP) 650
収納サイズ 26✖︎直径21cm
重さ 1185g
対応温度 −4℃

MONT・BELL ダウンハガー 800#1

モンベルのシュラフの最強の雪山用は−20℃でも問題ない#0がありますが、

その次の#1の最強クラスのダウンハガーシュラフ

モンベルのシュラフは伸縮性があり、中であぐらもかけるほど、肌触りが

柔らかいという特徴があり、心地よく安眠できるでしょう。

モンベルのシュラフの特徴
フィルパワー(FP) 800
収納サイズ 34✖︎直径17cm
重さ 918g
対応温度 −9℃

MONT・BELL ダウンハガー 800#2

バイクの冬ツーリングには最適  ちょうど良いタイプでしょう。

モンベルのシュラフは伸縮し、肌触りが良い点と

軽量・コンパクトという点ではNo. 1ですよ。

フィルパワー(FP) 800
収納サイズ 30✖︎直径15cm
重さ 918g
対応温度 −6℃

MONT・BELL ダウンハガー 800#3

モンベルの#3までは冬用シュラフです。

このタイプなら寒さの不安もなく、

冬用シュラフでは最軽量 531gしかありません。

おまけに買いやすい価格というのが嬉しいですね。

フォルパワー(FP) 800
収納サイズ 26✖︎直径13cm
重さ 531g
対応温度 −4℃

冬ツーリングを実現するその他の方法

35,000円以上するシュラフは選べないよ!という方には、

既存品(3シーズン用の一般的なシュラフ)に補助アイテムをプラスすることによって、

冬でも寒くない、快適な寝袋にすることができます。

簡単に言えば”毛布”です。

解決策は、 小さく畳めて暖かいインナーシュラフ

災害時などや冬山用の緊急対策品エマージェンシーブランケット
などを活用することです。

 

手軽な3シーズン用シュラフと併用して使って防寒対策できます。

【参考記事】●キャンプツーリングにおすすめの寝袋15種の記事

バイクキャンプの寝袋15選 軽くてコンパクトでコスパ良く選択キャンプツーリングでの寝袋選びはコンパクトなものを選ぶ。季節を考えて適したコスパの良い厳選15選 これが賢い選択...

 

組み合わせて防寒対策を おすすめ品の紹介

普通の毛布にすると、
シュラフよりも大きくなってしまい、バイクに積むのは問題が出てきます。

●インナーシュラフ
●エマージェンシーブランケット

小さくなって荷物にならないものなのです。

インナーシュラフ

シュラフ(寝袋)の補助的なグッズでは2種類あり、

防水や保温、汚れ防止などで内側や外側に使う物です。

外側に使う主目的は防水です。(シュラフカバー)

主流は、シュラフ中側に入れて使えるインナーシュラフが価格が手頃で人気です。

シュラフだけでは寒い場合に役に立ちます。

エマージェンシーブランケット

災害用グッズにも応用された保温と防風が目的のアルミシートのようなもの

登山用には、薄くて強度のある、複数回使用できるものがあります。

サイズのコンパクトさが利点  体内の滅を逃さず、寒さに対して強いのが特徴

寝袋(シュラフ)以外に必要な冬対策品

軽量でコンパクトなタイプを選びました。

荷物にならず、シュラフのヒンヤリ感が解消できて暖かさがキープできます。

価格も2,000〜4,000円中心で手頃です。

(また、夏場のキャンプでは単体でシュラフ代わりにも使えるという点で便利)

ISUKA ラーナー サイドジッパースーパーライト

ISUKAのインナーシュラフ

シュラフのヒンヤリ感がなく心地よい

防寒というより肌触りが良くなる製品

防寒効果は過信しなう方は良いようです。

サイズ 205✖︎78cm
収納サイズ 21✖︎直径8cm
重さ 320g
保温力 弱い

SEA TO SUMMIT エキスパンダーライナー スタンダード

ストレッチタイプのインナーシュラフ

コットンとポリエステルの混紡性のため肌触りが良い

保温性には過信は禁物

サイズ 185✖︎80cm
収納サイズ 16,5✖︎直径11cm
重さ 315g
保温力 弱い

SEA TO SUMMIT サーモライトリラクター

SEA TO SIMIITのインナーシュラフは高評価品です。

薄いのに暖かいと評判です。超コンパクトインナーシュラフ

【購入者のコメント】

5つ星のうち5.0

薄いのに効果は抜群でした

3月下旬の初春にキャンプで利用しました。
夜間の天気がやや小雨で気温が1℃くらいまで下がり、明け方テントのフライシートに霜がつく程度に寒かったのですが、
春秋用の寝袋にこれを入れて、上着2枚重ね着に薄手のダウンジャケット、下はジーパンに靴下2重履きという格好で寝ましたが寒さも感じず快適でした。特にかさばりやすい寝袋をコンパクト化する際に薄手のものを選んだらこれがあると温度調節がしやすくなる上にコンパクトに収納できるのでオススメだと思います。

サイズ 260✖︎90cm
収納サイズ 15✖︎直径10cm
重さ 260g
保温力

LOGOS 丸洗い柔らかインナーシュラフ

畳んでやや嵩張りますが、保温力は高いインナーシュラフ

【購入者の口コミ】

5つ星のうち4.0
暖かく持ち運びのいい毛布です。

冬キャンプで役に立ちました。
バイク ソロキャンプでも持ち運べるぐらい小さくでき、
シェラフカバー、シェラフ、この毛布で電気毛布いらずで暖かく寝ることができました。
ただ寝袋への出入りが悪かったので4つ星です。
電気がない所で、冬キャンをする方にはいい商品だと思います。

 

サイズ 190✖︎90cm
収納サイズ 40✖︎直径18cm
重さ 900g
保温力

LOGOS シルキーインナーシュラフ

肌触りが良いインナーシュラフ

サイズ 210✖︎84cm
収納サイズ 17✖︎9cm
重さ 360g
保温力 弱い

キャプテンスタッグ インナーシュラフ

これも冬用のシュラフ補助品としては使えそうです。

【購入者の口コミ】

5つ星のうち4.0
想像以上

薄っ と思ったのが第一印象だったが、
思っていた以上に良かった肌触り。
思っていた以上に暖かく感じた。
冬のインナーには欠かせない。
ファスナーがないから、、、良かったのかイマイチ不便なねか。

サイズ 210✖︎90cm
収納サイズ 17✖︎直径11cm
重さ 330g
保温力 弱い

HIDER インナーシュラフ

コスパの良い、コンパクトな毛布として使えます。

 

【購入者の口コミ】

5つ星のうち5.0

冬キャン行ってきました

明け方にかけ、0°c近くまで冷えたのですが、エアマットと冬用シュラフとの組合せで快眠・快適に過ごせました。ただ夏でもこれ単独での(シュラフ代りとしての)利用は明け方の冷え込みに対しては厳しいと思いますので、あくまでシュラフのインナーとしての利用をお奨めします(暖かい空気を逃がさない効果は期待できませんので)。縫製もしっかりしていてファスナーも滑らかです。総体的に満足できる良い品でした。

サイズ 183✖︎83cm
収納サイズ 28✖︎17cm
重さ 700g
特徴

SOL ヘビーデューティー エマージェンシーブランケット


困難な状況で真価を発揮する本物のサバイバルグッズ

インナーシュラフは最強の防寒具ではありません。

これさえあれば、冬山でも安心です。という商品です。

用意しておくと不安がなくなります。

サイズ 213✖︎142cm
収納サイズ 20✖︎17✖︎3,5cm
重さ 210g
保温性

シュラフ以外の防寒対策も重要 マット

シュラフの防寒対策にとって重要なのが、シュラフの下に敷くマットです。

マットがないと、どんな高性能シュラフも意味がありません。

シュラフが高性能でも、地面と直接接するマットにも目を向けておく必要があります。

マットは、エアマットやコットなどが快適ですが、設置や組み立てが手間でもあります。

高性能の折りたたみ式マットは、畳んで小さく、椅子代わりにも使えて便利

似たような廉価品の多数ありますが、これは本家の高評価品です。

耐久性も違いますよ。

高性能シュラフか組み合わせ防寒対策かは好みの問題


冬キャンプで寒さに対して不安を感じる場合、

高品質の冬用シュラフを準備すれば、問題は解決します。

予選面で無理な場合、

補助グッズ(インナーシュラフ・エマージェンシーブランケット)
を活用して解決することもできます。

高性能シュラフは40,000〜70,000円

インナーシュラフは3,000〜5,000円
エマージェンシーブランケットは2,500円

予算の応じた冬ツーリングの防寒対策ができます。

どちらを選ぶかは、快適さ優先か、コスパ優先かは、あなた次第です。

冬のツーリング シュラフについての防寒対策 まとめ

まとめ

●冬のツーリングに使える高性能シュラフについて

●シュラフ(寝袋)の3大メーカーと特徴

●冬ツーリング用シュラフの選び方
○冬用だけど、冬山用ではない
○FPや軽量コンパクトで選ぶ

●高性能シュラフの紹介9種

●その他のシュラフ対策の補助アイテム
○インナーシュラフ7種の紹介
○エマージェンチーブランケット

●シュラフ以外の防寒対策も重要
○高性能な手軽なマットがおすすめ

以上の内容でした。

 

老ライダー
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最後までお読みいただきありがとうございます♪

冬ツーリングで冬キャンプに挑戦するあなたを応援いたします♪

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