バイクの走行中に会話や音楽が聴けるインカムはツーリングに欲しいバイクグッズです。

バイクツーリングに革命を起こしたインカムは、今や多くのライダーが愛用しているほど便利なものです。

インカム初心者の方は読んでみてください。

インカムは便利そうだけどどう選んだらいいの？

バイク初心者だけどインカムは必要なのか？

バイク初心者ほどインカムはあって便利で必要なグッズです。

走行中も他のライダーとの会話ができる、ツーリングの不安解消グッズと言えるのです。

使い方や目的別選び方がわかる、初めてのインカム選びに役に立つ内容です。

おすすめ商品の紹介もありますよ。

この記事はこんな方向け

●インカムで何ができるか知りたい方

●バイク初心者だけどインカムは必要か迷っている方

●初めてのインカム選びに悩んでいる方

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目次（クリック）

バイクインカムとは？　免許不要で無料で使える通信機器
インカムはどんな使い方ができるのか？
バイクインカムは初心者からベテランまで使えるツーリングの革命グッズ
バイクインカムの機能をチェック　7つのポイントをチェック
バイクインカムの選び方は目的によって変わる
バイクインカムのメジャーな有名メーカーについて
まずはインカムで広がる世界を体験しよう
- 初めて選ぶなら手軽ば一台　おすすめのインカム
インカムについての関連記事の紹介
バイクインカムとは？　初心者こそ使うべき便利グッズ　まとめ

バイクインカムとは？　免許不要で無料で使える通信機器

野外で手軽に使う無線（インターコム）をバイク用に改良されたものがバイクインカムです。

バイクで走行中に使いやすく、邪魔にならない大きさに小型化しバイクの運転中でも
ハンズフリーで使えるようにしたもの

ヘルメットに取り付けるのがバイク用インカムで、

日本の電波法に基づき無料で使えるものを言います。

●バイク用インカム

電波法に適応した技適マークを取得したものに限られます。

並行輸入品で技適マークを取得していない製品は処罰の対象になります。

輸入品であっても技適マークを取得した正規輸入品を購入しましょう。

●総務省　電波利用ホームページ

電波法

一年以下の懲役か100万円以下の罰金という法律

技適（技術基準適合証明書）のあるものはこの表示がある↓

または、ネットでのHPに明記されているで確認できます。

インカムはどんな使い方ができるのか？

バイク用インカムはワンタッチのハンズフリー無線でインカム同士が双方向会話ができる（電話のような）会話機能がメインですが、他にも機能があります。

●スマホやナビと無線で繋いで音声を聴ける

●音楽やラジオを高音質で聴くことができる

●スマホで電話の受信ができる

●無線での会話を2人ではなく大人数でも相互に行うことができる。

バイクインカムは初心者からベテランまで使えるツーリングの革命グッズ

バイクに乗ることは。走行中に会話が困難で他者とコミュニケーションを取りながらという乗り物ではありませんでした。

トイレに寄りたい、ちょっと止まりたい　こんなことをツーリング中に思っても、

信号で止まらないことには伝えられないので困った。

こんな経験は誰でもあるんですよね。

バイクは孤独な乗り物、それもある意味メリットなのですが、

インカムが普及するようになってからは、走行中にコミュニケーションが取れるということで、

ツーリングなどやタンデムなどで意思疎通のストレスが一気に解消されました。

バイクライフの革命です。

バイクインカム　初心者でも使うべきメリットがある

初心者がバイクを運転する場合、

誰にもアドバイスをもらえないという不安がバイクにはあるものですね。

ベテランライダーと同行してもらっても、

意思疎通は走行中はできません。

そんな時にインカムは強い味方になってくれます。

会話しながら走行できれば初心者にとってはどんなに心強いことでしょう。

インカム　バイクライフを広げる使い方がある

また、インカムは孤独なバイク走行での良い気晴らし、暇つぶしにもなります。

ソロであっても高音質の音楽を聴いたり、ラジオを聴いたりというメリット

また、ツーリング中にナビを使う場合、

音声でナビやスマホの画面を見なくても音声を頼りに走行でき、

脇見運転の危険がなくなります。

もちろん、仲間とのツーリングなどでは、会話が楽しめるのです。

ベテランライダーでも大きなメリットがあると言えます。

バイクライフの幅が広がるのです。

バイクインカム　導入のデメリット

革命的にバイクライフを変えてくれる便利なインカムですが、

デメリットもあります。

●走行中の集中力の低下（会話時や操作時）

●音量調整が適切でないと外部の音が認識できず危険

●取り付ける手間がかかる

●安いものではなく、導入には多少お金がかかる

インカムを導入する場合は、

上手に使わないと危険という点とバイク用品が増えて

手間とお金という部分で手軽ではないという点でしょう。

バイクインカムの機能をチェック　7つのポイントをチェック

バイク用インカムは色々な色々なメーカー、製品が氾濫していて、

しかも色々な機能がついて、どれを選んだら良いのか迷ってしまいます。

ここで、基本的な機能についてわかりやすく解説してみます。

インカム選びの参考になるはずです。

インカムの機能でチェックすべき項目は大まかに整理すると以下の７点になります。

●通話可能人数

●通話可能距離

●連続通話可能時間

●防水・防塵性能

●音楽再生などの音質

●ナビなスマホと繋いだ音声ガイド

●インカム同士の接続

通過可能人数

2人から２０人以上と相互通話ができるインカムもあります。

通常のBluetoothで繋ぐインカムは６人程度までが会話可能ですが、MESH機能という

通信システムを採用した機種は大人数の会話が可能になります。

●MESH機能については以下でわかりやすく解説しています。

DMC (MESH)機能について

（MESH機能は長距離・大人数同時通信が可能ということです。）

通話可能距離

インカム同士の距離が離れていても会話が可能な距離を表します。

200m程度から2000mまで可能という機種もあります。
（山間部など遮蔽物が多い場所では距離は短くなります）

連続通話可能時間

充電式のインカムがどれだけ充電なしで使用できるかの時間を表します。

充電しながら走行できる機種もありますが、

１日の走行時間を考えれば8時間くらいあれば充分でしょう。

単体のヘルメット用ヘッドセットは3,000円程でありますが、

通話可能時間は2時間程度で現実的には役に立ちません。

バイク用インカムが必要です。

防水・防塵性能

バイクに雨はつきものです。

防水性や。防塵性についてもインカムには必要な機能です。

防水性や防塵性は　IP　IPX という数値で表示されています。

IPX3 防雨対応
IPX4 防沫（液状飛沫）対応
IPX5 防噴流（生活防水）対応
IPX6 耐水（激しい噴流）対応
IPX7 防浸水（一時的水没）対応
IPX8 水中対応

IPX５〜６は生活防水タイプ

IPX７以上は完全防水と考えましょう。

（防水性は　IPX6以上がおすすめです）

音楽再生などの音質

インカムの最大の特徴は、音質です。

イヤホンのように耳に装着して音声を聞くものではなく、

小型のスピーカーをヘルメット内部に装着することによって、

外部の音を遮断することなかく、高音質で音楽も楽しめる。

この部分が、単なるヘッドセットとは違い進化してきている点です。

インカムはヘルメットに装着してしまえば、あとは手間要らずなのです。

ナビと繋いだ無線音声ガイド

もちろん、スマホで電話に応対、ナビなどの音声受信も聞きやすいのです。

インカムの基本機能です。

インカム同士の接続

同じ機種のインカム以外に他社インカムとの接続ができないと意味がありません。

ユニバーサル接続機能をもったインカムは

基本的にどんなインカムとも接続できる前提で作られていますが、

相手型のインカムによってはなかなか接続できないこともあります。

あまり安値の製品にはそんな不安要素があります。

バイクインカムの選び方は目的によって変わる

インカム選びは使用する目的で必要な機能が違ってきます。。

●ソロツーリング

●２台・タンデムツーリング

●グループツーリング（大人数）

それぞれのツーリングの形態によって、

目的によって必要な機能が違うということです。

ソロツーリングでは手軽な気晴らし用にインカム

ソロで必要なインカムの機能はどんなものでしょうか？

ソロでインカムを使う目的は、音楽やラジを聴いたり、ナビの音声を聴いたりする目的のためです。

会話の必要はないため、高機能なものは必要ないのですが、

音質にこだわるべきと考えます。

せっかくインカムを導入するのですから、良い音のインカムを選びたいですね。

2台・タンデムでは必要な機能のインカム

2人だけの通信で必要なインカムの機能は同時通話人数は最低の２人で充分ですね。

メインが会話で２台必要になるので、

接続（ペアリング）が簡単な同メーカー同機種の2個セットのリーズナブルな製品が問題はないでしょう。

グループツーリングでは多機能インカム

マスツーリングなど仲間で使う使い方には、仲間のインカムの種類にもよりますが、

普及率の高いB＋COMや、ユニバーサル接続機能のついた

どんなインカムとも接続可能なインカムを選んでおきましょう。

使用可能距離も長めのものの方がおすすめです。（1000m程度）

高速道路や山間部走行では200m程度の距離対応では会話がつながらないケースが出てきます。

バイクインカムのメジャーな有名メーカーについて

インカムの歴史は意外と古く2004年に始まっています。

信頼できる有名メーカーを簡単に紹介しておきます。

メジャーブランドです。

SIGN HOUSE B＋COM

国内シェアNo. 1 国産インカムの信頼できるブランド

日本のメーカーらしく、製品を絞り込んだ高機能インカムでバイク用では２機種のみ

価格も抑えられていて多くのライダーに支持されています。

信頼の日本製品、人気のブランド

日本のメーカー SIGN HOUSEは、日本のバイク乗りのニーズにこたえ究極のバイク用Bluetoothインカム B+COMを発売して10年以上の歴史があります。

2008年より初代モデルのSB203を発売、その人気は飛躍的に延び、現行モデルでも多くのバイク乗りに支持されている国内No. 1ブランドです。

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CARDO

アメリカの最先端インカムメーカー　このメーカーの最大の特徴は（DMC)MESH機能という

Bluetooth機能とは違う通信システムによって、大人数との会話を実現した初めてのメーカーという部分です。

この部分に突出しています。

高音質を求める方にはおすすめ

Cardo(カルド)社(アメリカ)は2004年からオートバイ用ワイヤレス通信システムを販売するバイク用インカムのマーケットリーダー。

世界的に有名な音響メーカーJBLが携わった高音質のJBLモデルもタインアップされている点が特に光り、音質面ではB＋COMに匹敵すると評判です。

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MIDLAND

イタリアのメーカーです。　多くの正規輸入品が日本に入ってきています。

ヨーロッパの気候と日本の気候の違いでしょうか、防水性については、製品によって

日本には向いていないのでは？という製品があります。

60年以上の歴史ある映像通信機メーカー

イタリアで誕生したMIDLANDは世界40か国に進出し販売台数は50万台超と言われています。

MIDLANDは2012年、他社ブランド間のインカム通話を可能にした「ユニバーサルインターカム機能」を世界で初めて市場に導入。

（さらに2016年には、オートバイ用通信機としては世界初スマートフォーンアプリBTTALKを用いた「距離・人数無制限」を実現）

MESH通信型インカムBT MESHや、ソロライダー向けのお手頃な価格のBT MINIとさまざまな需要に答えた製品作りを行っているメジャーブランドです。

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SENA

韓国のメーカーも世界的に有名

韓国の企業は、グローバルにビジネスを展開する志向が強く、世界にいち早く進出しています。

豊富なラインアップがあるメーカー

インカムのグローバルリーダーで、バイクやスポーツなど様々なインカムを製造。

SENAのバイク用インカムは、最も機種の種類が豊富で初心者から上級者までさまざまなユーザーに対するラインナップがあります。

オーソドックスなタイプの他に、カメラ付インカムもあります。

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デイトナ

バイク用品専用メーカーでライダー目線の商品開発が特徴

歴史は古く10年以上のインカム販売の歴史があります。

品種を絞った使いやすい製品３種があります。

B＋COMと比較しリーズナブルな価格設定ですが、音質面は上記4社には劣ると言われています。

コスパに優れ、初めてのインカム用におすすめのメーカー

デイトナが初めてBluetoothインカムを発売したのは2008年。

グローブをつけたままでも簡単なボタン操作で

接続部分が外から見えないスタイリッシュなデザインのインカムを開発。

またリーズナブルな価格設定で、

インカムをはじめて使用する入門者には最適なおすすめメーカーです。

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その他中華系インカム

安かろう悪かろうの中華系のインカムが多い中でも、ロングセラーのリーズナブルな高評価品も中華系インカムにはあリます。

評判の良いインカムを選択すれば、

故障や不具合の問題もなく、快適な使用感のあるインカムもあります。

機種を選べば保証もあり安心

中華系インカムでチェックすることは、

保証期間があることをチェックしておきましょう。

（もちろん、並行輸入品は避けましょう→電波法）

価格が安くてもすぐに壊れてしまったら使いすてになってしまいます。

まずはインカムで広がる世界を体験しよう

走行中にコミュニケーションができるインカム、音楽を聴いたりラジオを聴いたり

バイクの走行がそれだけで楽しく便利になることは間違いありません。

一度体験したら、手放せなくなるのがインカムです。

初めて選ぶなら手軽ば一台　おすすめのインカム

初めてインカムを選ぶならという視点でおすすめ品をあげてみます。

予算面が気になるでしょうが、

50,000円以上する高機能・高性能インカムは使用感の不満はないのも事実

本体も流線型でかっこいいのです。

とりあえず使ってみるというスタンスでは

20,000円から10,000円のインカムで。

SIGN HOUSE B＋COM ONE

国内シェアNo.1メーカーで10年の実績のある、国産インカムの老舗サインハウスのスタンダードモデル。

スピーカーやマイクのオーディオ機能は最上位機種SB６XRと同等のものを装備しているお得な一台

インカム界の高機能・高音質インカムです。

価格はSB6XRよりも買いやすい設定。価格は40,000円を切り、

10,000程安く手に入ります。SB６XRとのスペックに大きな差はありません。

仕様はジェットヘル用か、フルフェイス用はどちらかの選択になります。

●向いている使用法

○ソロ　○タンデムや２台　○グループ

会話可能人数	６人
会話可能距離	1400m
使用可能時間	12時間
防水・防塵性能	IP６７
ラジオ・音楽	あり・あり
Bluetooth	2個　Ver5，０
スピーカー・マイク性能	高音質オーディオ
その他の良い点	本体の着せ替え可能　ネットで最新Verアップも可能

◆フルフェイス用　１台（シングル）ペアでの販売はなし

リンク

◆ジェットヘルメット用　１台（シングル）ペアでの販売なし

リンク

デイトナ　DT-E1

DT−０１という上位機種もありますが、

機能的には大差がないため、

おすすめできるのはこちらのスタンダードタイプのDT-E1です。

Bluetoothの最新Ver５は、

他機種との接続が最もスムーズで別機種との相性も良いようです。

特筆できるのは、自動会話復帰機能です。

グループ間の距離が離れて会話が途切れても

距離が近づけば自動復帰してくれる優れたBluetooth　Ver５の機能が光ります。

【参考動画】引用元　デイトナ

スリムな高音質スピーカーもオプションで手に入ります。

●向いている使用法

○タンデムや２台　　○グループ

会話可能人数	4人
会話可能距離	800m
使用可能時間	12時間
防水・防塵性能	IP６７
ラジオ・音楽	なし・あり
Bluetooth	Ver 5、０
スピーカー・マイク性能	高音質オーディオ
その他の良い点	本体の着せ替え可能　ネットで最新Verアップも可能

●１台セット

リンク

●2台セット

リンク

●高性能スリムスピーカー

リンク

FREEDCONN　FX

●このインカムも通販での人気が高い売れ筋商品です。（中華系）

スペックの高機能上位機種なみのハイスペック仕様

バージョンアップしたロングセラーなので、

見掛け倒しということはないでしょう。

一年保証の日本語音声案内・説明書付きで安心

タンデムで使うには充分な機能です。

フルフェイス・ジェットヘルに対応しています。

●向いている使用法

○タンデムや２台　○グループ

通過可能人数	10人
通話可能距離	2,000m
連続通話可能時間	30時間
防水・防塵性能	IP67
ラジオ・音楽	なし・あり
Bluetooth	Ver 4，１
スピーカー・マイク性能	ノイズリダクション機能
アップデート対応	なし

◆１台セット

リンク

◆2台セット

リンク

LEXIN B4FM　４RIDERS

●LEXINは中華系インカムですが、

基本スペックは日本製上位機種と変わらぬハイスペックを誇ります。

中華系はスペックだけの見かけ倒しの製品も多いのですが、

このLX-84ーFMはネット通販での売れ筋で評判も良くユーザー満足度の高い製品です。

日本語での音声案内です。

価格は一台15,000円　（２台セットで26,000程）

（正規輸入代理店品　1年間保証付き）

●向いている使用法

○ソロ　○タンデムや２台

通話時可能人数	10人（推奨は４人）
通話可能距離	1600m
連続通話可能時間	15時間
防水・防塵性能	IP６７（完全防水）
ラジオ機能	あり・あり
Bluetooth	Ver５，０
オーディオシステム	ノイズキャンセリング機能
アップデート対応	なし