迫力ある堂々とした見た目、パワー感溢れるエンジン音
バイク乗りなら憧れる大型バイク あなたはどう選びますか?
”V型2気筒エンジンのバイク”を意識したことはありますか?
この記事は、バイク選びに”V型2気筒大型バイク”を候補に加えませんか?という提案です。
そうです。”Vツインエンジン”のことです。
楽しいエンジンなのですよ! 是非 選んでいただきたい。
ここでは、V型2気筒バイク大型の魅力を解説し、あなたの背中を押してみたいと思います。
乗りやすいとか,
速さじゃないの?
何?V型2気筒大型? 何が良いの?
でも、せっかく買った大型バイク、乗ってみたけど、楽しめなくて飽きてしまうなんてこともあるんです。
飽きない、長く乗れるバイクを選択する! これが正解だと思うのです。
V型2気筒エンジンのバイクは魅力的なんです。
読んでみてくださいませ♫
そうなんです。バイクを選ぶ時の基準は50%以上のバイク乗りが ”見た目の好み”で選ぶという統計があります。
エンジン形式で選ぶという方は少ないというより、ほとんどいないようです。
これは、バイク選びという点で驚くべき結果です。
※ベテランライダーの方でも、バイクはマルチの4気筒一辺倒!こんな方もいるのが現状です。
確かに、あこがれるバイクが往年の ”GPマシン” が刷り込まれた青春時代を送ったということはよくわかります。
しかし、バイクは最速でなければ意味がないとか、見たがそれに近いから こんな考え方で決めるのは奥が浅い!と思うのです。
現実的に公道を法定速度で走って楽しむのが現実なのです。
乗って楽しい一台を選んで欲しいのです。
Vツインエンジンはその点で最適なのですよ。
Vツインエンジン(V型2気筒)大型バイクをすすめる理由
大きく分けて以下が理由です。
1 独特の振動とトルク感→心地よい振動
2 重低音というエンジン音→音がいい
3 エンジンデザインがV型⇨機械の持つ造形美(美しい)
4 車体の横幅がスリムで圧迫感を感じない→車体が小さい
5 車体が大型車の割に軽量なものもある→扱いやすい
Vツインエンジンの大型バイク 病みつきになる”振動”
難しいエンジンの振動についての説明は抜きにして、、、、
振動については3種類あるんだそうで、(一次振動、二次振動、偶力振動)90°Vツインエンジンの場合大雑把に言って、一つ無くなる
また90°でなくてもハーレーなどの45°のV型では均等に爆発しないため規則的でない振動が発生する。
(全く説明になっていません。表現力がなくて自分でも口惜しいですが)
わかりやすく言うと、規則的でない感覚の振動を感じる ということです。
これが、独特な振動です。
単気筒のような規則的な振動でもなく、3気筒や4気筒のようなモーターのような振動を感じないというわけでもなく。(並列2気筒となるとクランク角の話になり、話が長くなるので、ここでは割愛します。)
これが、乗っていて、体感する心地よさなのですが、おわかりいただけたでしょうか?
Vツインエンジンの大型バイク 音がいい 病みつきになる”音”について
上品な音 こう表現してみます。
これも漠然とした表現で、わかりづらいですよね。
例をあげて説明します。
レース車の話
鈴鹿8時間耐久レースで思ったこと
市販車も走るこのレース よく観戦にバイクに乗らない方達と行ったのですが、前の方を走っている速い4気筒の排気音は うるさい! という意見が多く、 後ろの方を走っている遅い Vツインエンジンの TL1000やVTR のエンジン音は”重低音”で良い音という感想が多かった。 4気筒の音は”暴走族やん!” こう感じるそうでした。
全くバイクのことを知らない人の話
DUCATIのエンジンをかけていたら、近所の主婦のかたが、 良い音のバイクやね! 日本のじゃないでしょ? かっこいいわ!
こう言われました。
つまり、上品な音とは、バイクに乗らない人からの印象が良い、暴走族のような耳をつんざくような音ではないということです。
つまり、何かとバイクに乗らない人から煙たがれるバイクの”排気音”ですが、Vツインの音は、一般的に好印象なのです。
重低音の迫力 これが Vツインの音が上品な音という理由です。この説明で納得できましたか?
Vツインエンジン(V型2気筒大型)車の病みつきになる”乗り味”
乗り味は鼓動感です。
鼓動感と言っただけでは、漠然とした印象でわかりづらいですよね。
振動 プラス 音(排気音) もう一つは トルク感です。
振動 プラス 音 の重要性
振動は果たして快感か? 意外と違う気がします。
単気筒の振動は、ゆっくり走っていると心地よいのですが、エンジンを高回転にすると、連続した振動がだんだん不快になり、長時間続くと疲れた気分になります。
断続的に細かい振動が続くと不快になるからです。。
Vツイン(90°)の場合、先ほど説明した通り、 間が空く振動になるため、断続的ではなく、高回転の高速走行になると振動を感じなくなるのです。(ハーレーの場合は違いますが)
そして 音 ですが 先ほど書いたように、重低音なのです。(大型排気量の場合)
つまり、振動がないのに音は重低音なのです。 これ魅力的だと思いませんか?
これが、Vツインをすすめる理由です。
この音ですが、仮に電動バイクのように排気音の無いバイクに乗ったらどう思うでしょうか?静かなバイクに鼓動感は感じないと思いませんか? 音は重要な鼓動感の要素です。
ですから、バイク乗りは ノーマルマフラーじゃつまらない!と思うのです。
Vツインのトルク感が楽しい
トルク感とは引っ張る力のことですね。
グググとバイクを引っ張る強烈なトルク感は、発進から100km /hくらいまでに感じる感覚ですが、アクセルを開けると瞬時に反応する単気筒車に匹敵するダイレクト感があります。
公道での実用範囲内での加速時が楽しいのです。
4気筒はこの速度域を超えたところでの加速感が素晴らしい。トルク感ではないですね。
V型2気筒 エンジンの造形美 かっこいいエンジンデザイン
特に空冷エンジンの工業製品としての造形美が挙げられます。
かっこいい 美しいエンジンです。Vツインエンジンのデザイン
V型2気筒バイクは大型でも車体の横幅がスリム
V型のためエンジンの横幅が抑えられスリムな車体構造になります。
跨ってみての大型車特有の圧迫感がないものが多いですね。
これは特徴であり、メリットでもあります。
V型2気筒バイク 車重が軽量⇨ 取り回しが楽
大型バイクは基本的に、エンジンも大きくなり中型車に比べ重いものです。
しかし、Vツインエンジンは横幅もなく、重量も中型車と変わらないというものもあります。
DUCATIの空冷Lツインなどはその典型です。 180kg程度のものもあります。
(※ハーレーは例外です。逆に重いくらいです。(理由はここでは割愛))
車重ということで取り回しについてですが、 大きくて重いバイク、車庫から出すのも大変です。
ついつい、めんどくさくなってしまって乗らなくなる
なんてことになるんです。手軽にバイクを動かせないとそんなものですよ。
Vツインエンジン(V型2気筒)大型バイクは どんなメーカー?
Vツインエンジンのメーカーを挙げますと
ハーレー DUCATI モトグッチ
いずれも海外メーカーです。 V型エンジン専用メーカーですね。
V型2気筒バイク大型 車種は?
Vツインエンジンの代表的車種をメーカー別にあげていきます。
DUCATI Lツイン 90°L型ツイン
DUCATIはV型4気筒が主流になるつつあリますが、2気筒が実用的です。
実用的とは、一般公道で乗るならという意味です。厳密にいうと2気筒でも空冷エンジンです。
DUCATIに限らず、水冷エンジンは先ほど書いた鼓動感は薄くなります。(説明は割愛⇨’静かでスムーズになるということ)
もちろん、空冷車は価格も抑えられている点で実用的です。
具体的な車種は下の記事で確認してみてください。
DUCATI空冷2気筒のおすすめ記事はこちら↓
ハーレーダビットソン 45°狭角Vツイン
不変の形 45°Vツイン空冷
ゆっくり走って楽しめるエンジンと乗り味にこだわって、この形に固執しています。
速さや運動性能を求めなければ楽しいエンジンのバイクです。
具体的な車種は、スポーツスターシリーズです。(軽くはないですが)
私のハーレー歴はスポーツスターのみですが、ハーレーの世界について書いた記事はこちら↓
モトグッチ 縦置きVツイン
独特のエンジンレイアウトの 縦置きVツインエンジン
このメーカーも乗り味重視のため、このエンジンレイアウトに固執しています。
具体的車種は下の記事で確認してみてください。
モトグッチを詳しく紹介した記事はこちら↓
国産メーカーのV型2気筒バイクの大型は絶滅危惧種
以前は大排気量のVツインエンジンは国産車でも多く存在していたのですが、
排ガス規制により絶滅に近い状態になっています。
ではなぜ、日本メーカーだけ排ガス規制のため生産中止になっていったのか?と言いますと、 理由は 優先順位を考えて優先されなかった だと思います。
ハーレーに対抗して各メーカーはアメリカンクルーザーを販売していましたが、その戦いに破れました。
希少な革新的Vツイン YAMAHA MT01 も生産中止
最後に残されたのは
SUZUKI のSV 650(Vストローム650XTと共通)とVストローム1050XTと
YAMAHA BOLTのみというのが日本メーカーの動向です。
(海外ではHONDAのCX500などはあるのですが。日本ではGL500のアメリカンタイプ のみの搭載で遥か昔に姿を消しています。)
SUZUKIにはもっとこのエンジン車のラインアップを増やして欲しいものです。
(SUZUKI SV650の水冷Vツインエンジン)
V型2気筒はバイク大型は外車になってしまう デメリットは?
結論から言って、Vツインは外車ということになりそうです。 だから、Vツインは日本ではマイナーな存在なのでしょう。
ですから 外車ということで考えますと、デメリットとして
車体価格が日本車より比較的高い
販売店が限られ手軽では無い
故障のリスクが日本車より高い
部品代・メンテナンス代が日本車より高い
エンジン構造上メンテナンスがしづらい
日本人の体型にあっていない車種もある
※外車の故障のリスクについて補足しますと、近年(ここ10年程)は外車の故障も問題はそう多くはなくなってきています。国内に支社もでき、新車保証が2年もしくは3年、どのメーカーも無償で対応しています。
故障のリスクは一年以内に初期不良という形で発生するケースがほとんどです。一年乗って万が一不具合があっても無償で交換及び修理が可能です。
外車に関する故障のリスクは、現在不要ではないかと思います。
外車であること、個性的であることのメリット
一方、外車としてのメリットも忘れないでください。
外車として人に一目置かれる
普通のバイク乗りと被らない
乗り味が楽しく飽きない
個性が主張できる
自分だけの一台という愛着が湧く
大型の割に燃費が良い
少数派であるということで、個性が主張できるということですね。
中型バイクと比較しても燃費が良いものもあります。エンジンを高回転にしなくとも実用範囲では充分なトルクがあるためです。
ツーリングでの長距離走行では、ハーレースポーツスターはリッター30km近く、DUCATIの空冷1100ccでも、リッター25kmの低燃費です。(私の過去の経験より)
V型2気筒エンジンの大型バイク 希少で個性的なバイク
エンジンフィーリングが飽きない。だから乗っていて飽きないバイクだということ。
実用範囲で楽しめるのです。
今まで、Vツインについて意識しなかった理由は ”日本車で車種が少ないから”
これだけだと思います。
4気筒バイクに固執した日本メーカー
4気筒は日本車 このイメージで Vツインは外車となってしまったと思うのです。
大型Vツインに乗り換えるなら
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大型バイクのV型2気筒の魅力 病みつきになる音と振動 まとめ
V型2気筒バイク大型の魅力について書いてきましたが、まとめてみますと。
大型Vツインには、独特の個性と様々な魅力があります。
独特の振動と鼓動感・音 そしてトルク感 です。
エンジンの造形美とスリムで軽量な車体
これを味わって欲しいものです。
選択肢が外車になっていますが、それは4気筒に優先順位をつけて、パワー一辺倒で競争してきた日本の4大メーカーの優先順位からくるマーケッティングから外れただけということでしたね。
よって、日本ではマイナーな存在になっているだけで、実は面白い、乗って楽しい飽きないエンジンだということです。
長く乗れる大型Vツインバイク 一度味わうと他のエンジンはつまらない!と思うこと請け合いですよ。
私の経験から、是非良さをわかって欲しいと思い、この記事を書いてきました。
もう一度言います。
Vツインの空冷エンジンの大型は面白いですよ! 一度経験してみてください。
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