タンデムツーリングに慣れた人でも、タンデムでキャンプを考えた場合
ハードルが高いと感じませんか?
あなたが、バイクには乗るけどキャンプもタンデムも未経験であれば、なおさらでしょう。
この記事はバイクでタンデムキャンプをするノウハウを紹介する記事です。
●タンデムで荷物が多いのに、さらにキャンプ用品を積んでツーリングなんてできるのか?
●キャンプ場に泊まれば経済的だけど装備はどんなものが必要?
●キャンプ用品は総額でいくらかかるのか?
こう不安になることでしょう。
非常に不安です。
手軽に準備できるのか?
でも、ツーリングの宿泊をキャンプ場でできたら、コスパがよく、
時間さえあれば北海道などへロングツーリングも金銭的に夢じゃないことを考えたら、実現したい旅の方法ですよね。
なんとか、実現する方法を考えましょう♪
バイクの装備とキャンプ道具を厳選すれば
タンデムツーリングキャンプ できますよ♪
総費用は積載用品5万円・キャンプ用品5万円
合計10万円ほどでなんとかなりますよ。
これで完璧になります。
●タンデムツーリングにキャンプを取り入れたい方
●タンデムもキャンプの未経験だけど始めたい方
●バイクでキャンプするときに必要な道具・装備を知りたい方
装備ゼロからでも、10万円ほどで始められるタンデムキャンプツーリング
読んでみてください。
●キャンプツーリングの完全ガイド バイクでキャンプもこれで不安なし
キャンプツーリングのノウハウがいっぱい
タンデムキャンプツーリングで重要なこと 積載と快適性
タンデムでキャンプを実現するには、
まず、たくさんバイクに荷物を効率よく積む方法について考える必要があります。
最も重要な荷物を積む装備はこの2つ
●リアキャリア
●トップケース(リアボックス)
荷物を積みやすくするためのリアキャリアは必須
トップケース(リアボックス)は、荷物を積むだけでなく、同乗者(タンデマー)
のあなたの奥さまやお子さん、または恋人が
バイク乗車時の安全な背もたれになるため、必須です。
つまり、積めるだけではなく、タンデムでの快適性も考えなければいけません。
※トップケースは、リアキャリアが無いと取り付けることができません。
スポーツタイプのバイクの場合、リアキャリアが無いものもあります。
【関連記事】SSでもキャンプツーリングができる! SSの荷物積載対策を考える
タンデムキャンプの積載に必要なもの リアキャリア
ぜひ自分のバイクに適合したリアキャリアをまず探しましょう。
純正品がなくとも、ネットで探すことはできます。
タンデムキャンプの積載に必要なもの トップケース(リアボックス)
トップケース(リアボックス)は色々なタイプがありますが、
自分の車種に適合した大容量のもの(50L以上が理想)
なおかつ、できれば角型のものを選びましょう。
アドベンチャーバイクなどに似合う角型ボックスですが、
ボックスの上に荷物を固定しやすい点でおすすめです。
(角型の方が安定感を得られます)
背もたれのパッドがついているとさらに快適です。
(そんな商品もあります)
あとは耐荷重 通常のリアボックスの耐荷重は3kg程度です。
(これでは不十分です。 10kg積めるものは、GIVIで豊富にあります)
まとめると
トップケース(リアボックス)の条件
●角型大容量(50L以上)がおすすめ
●背もたれパットがあるとさらに快適
●耐荷重10kgのものが安心
※トップケースの耐荷重10kgは、GIVIが一番豊富に揃っています。
その他は、アルミ製の角型のものは、耐荷重10kgと表記がなくても
かなり重いものに耐えられます。
【関連記事】GIVIのトップケースについての記事
タンデムキャンプ 各種積載方法 トップケース以外の積載の方法4つ
タンデムキャンプでは、
トップケース(リアボックス)以外にバイクに荷物を積むための方法を検討します。
アイテムとしては4アイテムです。
●サイドバッグ(サドルバッグ)
●タンクバッグ
●ツールバッグ
●その他(身につけるバッグ)
タンデムキャンプの積載 サイドバッグ(サドルバッグ)も活用する
バイクのデッドスペースを活用でき、ダンデムにも最適なものがサイドバッグです。
積める荷物の容量を増やす場合は、必要になります。
ハードシェルタイプ(樹脂製)の固定式のものと、左右に振り分けて取り付ける布や革製のものまで様々です。
サイドバッグ(サドルバッグ)はアメリカンクルーザーには必須で、
積みやすい製品が揃っています。
下記の記事で詳しい商品紹介がご覧になれます。
【関連記事】 サイドバッグ(サドルバッグ)(クラシックタイプ)について
スポーツタイプのバイクの場合でも、バイクのシルエットを崩さないデザインの
サイドバッグはあります。 予算面を考えると、固定式よりも、取り外し可能なものを選んだ方が安上がりでコスパが良いのです。
バッグごと取り外して持ち運べた方が便利ですね。
(注)スポーツバイク用のサイドバッグは、タンデムシートの上が取り付けストラップの金具が来る場合、座り心地が悪くなってしまうものがあります。
上の写真のように、平坦になっていれば良いのですが、凸凹になってしまう場合、 タンデマー用のゲルザブというクッションが有効です。
お尻も蒸れづらく、痛くならないクッション素材の”ゲル”が入っていて、
快適そのものです。
【関連記事】サイドバッグのおすすめ20選の記事(商品紹介あり)
タンデムキャンプの積載 タンクバッグ大容量を選ぶ
タンクバッグ タンクの上も大いに活用する必要があります。
ハンドル幅が広く高い車種ならば、容量を変えることのできる、
大容量タイプを選ぶべきです。
(25L程度まで入るものもあります。)
【関連記事】大容量タンクバッグについての紹介記事
タンデムキャンプの積載 ツールバッグも活用する
ツールバッグは、バイクのヘッドライトの下あたりに取り付ける工具などを収納する
バッグで、アメリカンクルーザーなどで使われるものですが、
カウルのないネイキッド型バイクなら違和感なく取り付けることができます。
容量はさほど稼げませんが、ライダー用のレインウエア程度なら
入れることができる大容量のものがあります。
うまく活用したいですね。
タンデムキャンプの積載 身につけるバッグ リュックタイプ以外で考える
あと荷物を積める場所を考えると、
ライダーや同乗者自身が背負う、下げる、身につけるとうことになります。
リュックタイプが一番良さそうですが、タンデムにはあまり向いていません。
とにかく、ライダーもタンデマーも窮屈になってしまいます。
肩から下げて、体の真後ろにバッグが来ないストラップのしっかりしたバッグ
これならば、ある程度役に立ちます。少しでも小物を入れるスペースを確保したいのです。
タンデムキャンプでは道具を厳選 コンパクトにする
キャンプ用品は、基本的にたためるようになっていたり、持ち運びしやすいようにコンパクトになっています。
バイク用でしかもタンデムですから、さらに厳選してコンパクトなものを選ぶ必要があります、
それでいて、機能的なもの これが理想ですね。
バイクのキャンプで必要なグッズを準備する 最低限の10アイテム
必要なキャンプ道具は、全部で10種です。
例を挙げると
①テント
②グランドシート
③シュラフ(寝袋)
④マットやコット
⑤ランタン(照明器具)
⑥コンパクトなバーナー
⑦クッカー(調理器具)
⑧焚き火台
⑨テーブル
⑩チェア
これだけあれば、快適に過ごすことができます。
まず始めてみる場合のスタートは、最初の5つ。
テントを張って寝ることができる、(食事は調理済みのものを調達)
これが最低限必要なものとして用意すれば、とりあえず泊まれます。
選び方と、関連する記事をご紹介します。
【関連記事】 キャンプツーリング道具一式について
キャンプに必要な道具について、簡単に説明します。
① テント
テントは最重要なキャンプグッズです。
タンデムツーリングでのテントで重要な部分は 3つ
●収納時の大きさ
●2人でも過ごせるサイズを選ぶ
●前室(土間部分)がある、作れるテント
タンデム用のテントは2人で使用するため、
少し大型なものを選びたいのですが、問題は収納時の大きさです。
畳んで長さが60cm以上あるとバッグにも入りませんし、バイクに積むと横幅が気になります。
畳んで60cm以内になるものを選びましょう。
テント内部のサイズも重要です。二人なら2✖️2mは最低必要です。
前室(土間部分)があると、寝室とリビングのように広くテントを使うことができ、
2人で利用する場合に快適になります。(荷物置き場にもなります)
タンデムキャンプツーリングのテントの記事もあります。
【関連記事】タンデム用テントの選び方とおすすめ品紹介の記事
② グランドシート
グランドシートがあると無いとではキャンプの快適度合いが変わります。
野外キャンプの経験のある方には常識ですが、
テント周辺を清潔に保てる、雨の時のタープ代わりにもなるなどの利点があります。
かさばるものではないので忘れずに用意しましょう。
③ シュラフ(寝袋)
シュラフ(寝袋)は季節によって使い分けるほど種類が豊富です。
夏場は、標高の高い(1000m以上)場所でも無い限り、
高性能なものは必要ありませんが、
収納した時の大きさを最優先に選びましょう。
できれば、直径20cmくらいになるものが理想です。
夏場は、簡易災害用のブランケットでも問題ありません。
【関連記事】 コンパクトでコスパの良い寝袋(シュラフ)商品紹介あり
④ マットやコット
キャンプで地面に直接寝るのは、基本的に考えません。
地面は平坦とは限りません。
睡眠のためにはマットは必需品です。
簡易布製ベット(コット)やマットも折り畳めるものがあります。
最も畳んでかさばらないものは、空気をを入れて使うタイプのマットですが、
コスパの良い手軽なものは、断然コンパクトに折りたためるマットです。
シングルサイズとダブルサイズもあります。
⑤ ランタン(照明器具)
照明器具も必要ですね。
何か、コンパクトなものを準備しないとといけません。
テント内用と、外歩き用が必要です。
⑥コンパクトなバーナー
ここからは、調理をする場合や、快適性・楽しみを含めた必要なキャンプ用品です。
お湯を沸かす・ラーメンを作るとなると、手軽にすぐお湯を沸かせる、ガスバーナーが必要です。
家庭用の廉価なガスボンベが使えるコンパクトなものが一番便利です。
(アウトドア用品専用のガスボンベは家庭用の3倍くらいの価格)
【関連記事】コンパクトなおすすめバーナー(商品紹介あり)
⑦クッカー(調理器具)
調理用のコンパクトにスタックできるクッカーは、
あれもこれもと考えると、荷物が多くなってしまいます。
本体でご飯を炊く、料理を煮る フタの部分は
皿にも使えて、フライパン代わりにも使うという発想で
なるべく少ない数でまかなうのがキャンプです。
ベーシックなセットで良いので揃えましょう。
キャンプ用コンパクトなクッカーについての記事もあります。
【関連記事】コンパクトなおすすめクッカー(商品紹介あり)
⑧ 焚き火台・焚き火シート
キャンプといえば、焚き火を楽しむ これぞアウトドアライフという定番のスタイルです。
焚き火を利用したアウトドア料理、これがしたくてキャンプに行くと言っても過言ではありません。
焚き火の癒し効果は、日常を忘れさせてくれる、楽しみの一つです。
非常にコンパクトに折り畳める、焚き火台はぜひ持っていきましょう。
キャンプ場では、直火(地面で直接焚き火をすること)を禁止しているところも
あります。 焚き火台は必須アイテムともいえます。
地面を保護する、汚さないために、焚き火用シートも準備してください。
【関連記事】キャンプツーリングに最適なコンパクトな焚き火台の記事
(商品紹介あり)
⑨テーブル
テーブルもあると無いとでは、キャンプの快適さが全く変わってきます。
小さく折り畳める、テーブルは準備したいですね。
【関連記事】 バイクキャンプで使えるコンパクトなテーブル(商品紹介あり)
⑩チェア(椅子)
チェア(椅子)もあると無いとでは、キャンプの快適性が違います。
これも、小さく折り畳めて、ゆったり座れてくつろげるものが欲しいですね。
【関連記事】バイクキャンプで使えるコンパクトで快適なチェア(椅子)(商品紹介あり)
その他 あったら快適なもの
必需品ではありませんが、あるとさらに快適なもの
バイクに積めるものというコンパクトなものを取り上げます。
●クーラーバッグ
夏場の食材保存用の、折り畳めるソフトタイプのバッグがあると便利です。
冷えたビールがキャンプ場で飲みたい場合、準備したいものです。
【関連記事】 バイクで運べるクーラーバッグ(商品紹介あり)
●ポール
キャンプ用ポールは、グランドシートやテントの雨よけを作るために、あったら断然、便利です。
キャンプ場で長めの枝を探せば事足りますが、持っていれば荷物にならないので重宝します。
連結式で収納サイズが40cm程度ののコンパクトなものはバイクにも積めます。
タンデムで荷物が増えたらライディングにも注意しよう
キャンンプ用荷物はなるべくコンパクトなだけでなく、重量も考えて選びましょう。
キャンプ用品を選ぶ場合は、重量もチェックしておきましょう。
タンデムでなおかつ、荷物満載にバイクはなります。
ブレーキをかけた時の制動距離の長くなります。
また、コンパクトなものを選ぶ理由は、なるべく長さの無いものを選びましょう。
横幅が60cm以上の道具ばかり積んでいると、コーナーリングやちょっとした
バイクのふらつきの時に荷物が横に張り出ていると、コントロールがしにくくなります。
乗り降り時にも乗り込みづらくなります。1番不安定になる時は静止時のバイクの乗り込みの時です。
バイクに荷物を満載したら、試しに乗り込んで確認しておきましょう。
タンデムできる高速道路 注意点
タンデムで高速道路の走行できるのですが、タンデムはが初めての場合、
高速道路でタンデム不可という区間もあることに注意をしましょう。
例えば、首都高速の環状線は、走行不可だったりします。
(※もちろん、高速道でタンデムできるのは125cc超のバイクです)
チェックしておいてください。反則切符を切られてしまいます。
タンデムのバイクの装備 キャンプ用品総額はいくらで収まるか?
積載とキャンプ用品の総額は、約10万円です。
●積載の装備
大まかに
○トップケース(リアキャリアがある場合) 2万円〜
○タンクバッグ(大容量)1万円
○サイドバッグ(布製)1万円〜
○ツールバッグ(大容量)5000円
○ツーリング用ネット3000円
合計48000円
(注)トップケースは2万〜8万円の幅あり・サイドバッグは1万〜5万以上の幅あり)
◆積載の装備 ゼロからでも50,000円
●キャンプ用品の装備
合計40000円〜50000円ほどで可能です。
(シュラフは災害用簡易ブランケットや廉価なものの場合)
◆キャンプ用品 ゼロからでも50,000円
キャンプ用品の詳細はこちらの記事で確認できますよ
【関連記事】キャンプツーリング道具一式の費用の記事
●積載装備とキャンプ用品の合計金額はゼロからでも
合計金額 10万円程で揃うのです。
タンデムキャンプ 積載用の荷物は持ち運びやすいものを選ぼう
バイクから外せるものに限定して、
持ち運びしやすい積載グッズを選ぶとキャンプが快適になります。
キャンプ場にはバイクをテントサイトまで持ち込めないところもあります。
リアボックス(角型)などをテーブル代わりに使うなんて合理的です。
固定式のバッグに入らないキャンプ用品は、
ショルダー付きの大型の防水バッグにひとまとめにしてリアボックスの上にくくりつけるのが最もスマートな方法です。
タンデムキャンプを楽しむ 装備を揃えたらバイクに合うキャンプ場を探そう
装備を整えてタンデムで楽しいコスパの良いキャンプツーリングを始めましょう。
そして、キャンプ場を選びましょう!
キャンプ場詮索サイトで事前に、キャンプ場の情報を集めておくと便利です。
キャンプサイトにバイクが置ける、キャンプ場検索サイトがあります。
バイクには向いたキャンプ場ですよ。
そんなキャンプ場が知りたい場合↓↓↓
バイクでタンデムキャンプを始めよう タンデムキャンプを可能にする装備 まとめ
バイクでタンデムキャンプを可能にする装備や予算について解説
●タンデムキャンプでの重要なものが積載と快適性
○リアキャリアとリアボックスの必要性
●その他の4つの積載方法で賢く積載する
総額はゼロからでも5万円
●キャンプ用品は、とにかくコンパクトなものを選ぼう
総額はゼロからでも5万円
●キャンプツーリングを始める必要なもの10種
●ライディングでの注意(バイクと高速通行不可区間)
●バイクに向いたキャンプ場を選ぼう
●タンデムキャンプでの積載・キャンプ道具総費用は10万円で可能
以上の内容でした。
最後までお読みいただきありがとうございます♪
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